日本画の魅力。服部しほりさんの絵を見て以来日本画に興味を持った話。
ここ2年ほど日本画に興味を持ち、数は行けていないけれど作家さんの作品をみている。
日本画といえば浮世絵が思いつく。
ぼく自身は床の間にあった掛け軸が最初に見た日本画だと思う。
だから、浮世絵の印象は薄い。
20数年前アメリカに研修という名目で行った時、シカゴの美術館に立ち寄った。
そこでは、日本の美術は浮世絵だった。
数多くの浮世絵が展示されていて、これがジャパンと言わんばかりだった。
それからは、日本画をあえてみようとしたことはなかった。
多分見ていたんだろうが。
数年前、何かのきっかけか忘れてしまったのだが、衝撃的な絵を見たのだ。
上のWEBサイト、岐阜県立美術館の『日本画の逆襲ふたたび』の服部しほりさんの絵だ。
画像を貼るのは、やめておいたので是非サイトから見て欲しい。
絵の名前は『展墓基』(てんぼき)である。
この絵を服部さんの展示会で見させてもらった時
なんて面白い絵なんだろう、ユーモアもあれば、慈悲心が感じられる絵。
これも日本画なのと思いつつ見ていた。
その絵を見れば見るほど本当に素晴らしいと思い、それから服部さんのファンになってしまった。
ずっとお忙しく絵を描かれていて、子育てしながら制作に励んでおられる姿も素晴らしい。
この作品を見て以来、日本画を積極的に見るようになった。
下のブログは、会期は終了したのだが、楽しく拝見できた展示会。
そして、今日ツイッターを見たら、とてもとても面白くて楽しそうな案内があった。
服部さんがヌメ革に日本画材で絵を描いたというトランク(カバン)の紹介があった。
コラボ商品。
これもまた逸品だと。
岐阜県立美術館の展示は12月13日まであるので、もしご興味があれば足を運んで欲しい。
今日は服部さんの紹介をしてみたのだが、これからも興味深い、素敵な、楽しい、作家さんの紹介をしていきたい。