スキルだけを早く求める人は助っ人外国人と同じ扱いになる
この時期、新入社員がすぐ辞めてしまうというニュースがでています。
聞いていたのと話が違うといった騙されたケースであればさっさと辞めてしまうのが得策です。
まあ、もう少し企業研究しとけよ、とは思いますが。。。
しかし、すぐにスキルが身に着かないからという理由で
安易に辞めてしまうのは少し考えてみたほうがよいでしょう。
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スキルを身に着けたいという向上心は大切です。
終身雇用が崩れた今の時代では当たり前かもしれません。
しかし、それを表面に出し過ぎることは賢明ではありません。
若く経験のないうちであればなおさらです。
そのようなスキル重視の人が必ずしも歓迎されるとは限りません。
スキルが身に着かないような仕事を避ける人ではないかと疑われます。
仕事にはスキルが身に着かないが誰かがやらないといけないことが
山ほどあるからです。
また、すぐ辞めてしまうリスクがある人という見方をされるからです。
もし、退職されるような人と判断すると企業はそのスキルが
使えるうちに元を取りたいと会社は考えます。
プロ野球でいう助っ人外国人と同じです。
使えるうちに使っておこうとするのです。
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自己研鑽をし、新しいチームにもすぐに溶け込み、さらに成果を上げる。
そして別の会社へステップアップし、よりよいポジションを獲得していく。
今はインターネットでそのような優秀なビジネスマンの
情報が溢れています。
年収も上がるし、カッコよく見えるでしょう。
それに憧れてしまうのも無理もありません。
しかし、世の中の会社員全員がそのような生き方ができるでしょうか?
それができる才能と努力ができる人は一握りです。
そして会社員ではなくフリーランスに近いマインドを持っています。
そのためプロ野球選手のように成果がでればFAをするような生き方が
自分に合っているのか・できるのかを自己分析すべきです。
それが難しいのであればあればスキルを磨きつつも、
一社に長く勤めその中で信頼を積み重ねるのも1つの戦略なのです。
スキルだけを求めるのではなく、会社のために単調な仕事も
こなす人材はこれから貴重になるかもしれません。
助っ人外国人はあくまで助っ人なのだから。
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