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「褒められる」というおもちゃのお金を欲しがる社会人

仕事を頑張ったら褒めて欲しいという意見があります。

あなただけではなく他の人も頑張っているという意見は置いておきます。

ただ、頑張ったら褒めてほしいと考えてしまうことが
学生気分が抜けていないと感じてしまいます。


たしかに褒められることでモチベーションが上がる部分はあります。

しかし、褒められる=報酬ではありません。

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学生時代で他者のモチベーションを高めるには
褒めることしか手段がありません。

部活動やテストの点数で頑張ったら対価として
部活の顧問や教師がお金を渡すなんてことはしません。(できません)

子供は誰かからモチベーションを与えてもらわないと
動かないものなので過剰に褒めてでも動かそうとします。

そうすると「努力の対価=褒めてもらえる」という習慣が身に着きます。


しかし、社会人の努力や成果への対価は支払い方法が違います。

対価が学生時代の褒めてもらえることだったことからお金に変わるのです。

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学生時代に頑張ったときに褒められるという報酬は
モノやサービスに交換できないものです。

使い道がないおもちゃのお金のようなものです。
記憶の中で飾っておくしかないトロフィーのようなものでしょう。

そもそも本物のお金とは
誰とでもモノやサービスと交換できる機能を持つチケットです。

これを他人へ成果や感謝の形にして渡しています。

褒めることは人によって得意・不得意がありますし、
褒められたことを受け取ることにも個人差があります。

このように褒められることは人によって価値にばらつきがあります。
しかし、お金には個人差はなく、価値は平等なのです。


逆に仕事で成果を上げたとしても対価となるお金は貰えずに
褒めてもらえるだけでは不満を感じるでしょう。

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このように褒められることをモチベーションにするべきではありません。
少なくとも対価としてのお金を頂いているからです。

そのうえで、お金を頂いて、さらに承認欲求を満たしたいのであれば
対価以上の成果が求められるのが世間の相場なのです。


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