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古民家の床板を引き取ってきたので、製材します!!

先日、古民家の解体現場に行ってきました。すでに解体業者さんが入っていて、日曜日ということもあって、現場はお休み。床板が剥き出しになっているタイミングを見計らって、床板材を引き取りに行ってきました。


解体が進行中の古民家


2階の床板を一人で剥がし、引き取らせてもらいました。


釘抜きまでやると、なかなか時間かかります。


1階の床板。こちらも解体後に引き取り。


3.5メートルはある長い材料!!


古民家自体の年数はおよそ70~80年ほど。欅材をふんだんに使った見事な古民家でした。古民家を解体することになったのも、行政が道路拡張するにあたって、そこ工事予定地に該当するためとのこと。


現段階での自分のやれる範囲だと、床板を引き取るのがせいぜい。梁や根太、小黒柱などはどうしても引き取れない。。。


立派な欅の梁


大黒柱。これは別の大工さんが買い取ることに(本当に良かった!)


毎回、引き取るときはお線香を。

こういう現場に立ち会うと、「自分一人でできることって本当にたかが知れている」と、自分の不甲斐なさに嫌でも向き合うことになります。

それでもやることを一つ一つやっていくしかない。いきなりホームランは打てないのだから。打っている人は、いきなりホームランを打っているわけではなく、見えないところで血の滲むような努力をしている。

。。。ちょっと暗くなりましたね(汗)


⚪︎床板を製材します!

さて、今回引き取った床材は、実は自分にとってはチャレンジでもありました。このまま水洗いや埃とりをして「荒材」として、販売することももちろんやりますが、今回は「製材」にチャレンジします。


以前引き取らせてもらった、美しい材。

囲炉裏に付属していた木材だったのですが、「これに文字書いたら店舗看板に早変わりだなぁ」と、Instagramに載せてポップアップストアにて販売することを告知したら「これを目当てに今日来ました!」というお客さんがいまして、早速完売しました(笑)。

「荒材も荒材の魅力があるけれど、ちゃんと製材するのもいいな。どちらも需要がありそうだ」と思い至り、今回に至ります。引き取った量は絶賛キャパオーバーでもあります(笑)。


製材というと、下の写真のような大きな機械が結構根付いているかも知れません↓

数十万〜数百万する大型の製材機


でも最近では、家庭用電源でも十分使えるものも出てきています↓

ものは違いますが、こちらも電動カンナです↓

製材だけでは、美しい光沢は出ないの、他にも色々やることはあります。

ちょうど「看板を作るワークショップを春先にやるので、使えそうな木材が欲しい!」というオーダーもあったので、それまでには間に合わせます。

やってみた結果、「これは失敗した!!」「このニスやワックス使った方がいい!」という途中結果も、こちらで書かせていただきます。お楽しみに!!

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