【古民家店づくり】土壁の上に左官するときのポイントはこれだった。
昨日も昨日とて、古家具の引き取りに行ってきました。午前中は雪が降り始めてヒヤッとしましたが(文字通り😂w)、無事に行けてよかった。
さて、以前古民家2階の土壁を左官していて、気づいたことを書きました↓
その後、仮説検証の結果「今回の左官方法はこれだな!」と結論が出ましたので、お話しします。
⚪︎2階を店舗スペースにするべく絶賛左官中!
本当ーーーーに有り難いことに、古家具引き取りの依頼も増えていて、既存の店舗スペースでは収まりきらず、1階は12.5畳の和室を店舗スペースとして拡大しました。
でも、それでも収まりきらないので、2階の大空間を左官して、店舗スペースにするべく奮闘しています(汗)。
⚪︎この工程でやると、結果よかった。
どんな工程でやっているのか、どんな資材をしようしているのかなどは、前回書いた記事をぜひ読んでみてください↓
結論を先に話しますと、
ユートップ1回目(左官1回目)
↓
あくどめシーラー
↓
ユートップ2回目(左官2回目)
これで落ち着きました!1回目の左官をした後は、「既存の土壁に水分が吸収されすぎて、ひび割れが起こる」「藁などからの『あく』が出て、左官したところが黄ばむ」というのが起こりました。
既存の土壁にあくどめシーラーをいくら塗っても、水分をどんなに含ませてもヒビも割れるし、『あく』が出ました。そこで
「ひび割れしようが、あくが出ようが、一度、全体的に下地として左官して、その上からたっぷりあくどめシーラーを塗ってみたらどうか」
という仮説のもと、やってみたら、これが上手くハマりました。
既存の土壁にあくどめシーラーはとにかく塗りにくいし、水分吸収されすぎて、量も必要です。ユートップで左官してからの方が、塗りやすいし量も土壁よりは少量で済みます。これはオススメですね!
⚪︎DIYならこれで十分と割り切る。
プロの左官屋さんなら、別の左官材をオススメするでしょうし、何より盛んの回数も倍以上にする思います。出ないと、土壁の段差は綺麗に無くなりません。
でも今回は「自宅古民家を店舗スペースにする」のが目的なので、清潔感が出て、土壁のようにボロボロ剥がれなければ良し!と割り切りました。決まった予算と時間、持っている道具といった制約下で、最大限パフォーマンスを生み出すかで、今回の方法に落ち着きました。これは結構自分の中では発見でしたね。
まとめ
当初は2023年12月中に2階を店舗スペースにする目標でしたが、あっという間に2月です(汗)。今日も山梨は雪模様。今日は外に出られないので、ひたすら左官する日になりそうです!
完成したら、またご報告します!お楽しみに!!