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(ビンテージアメリカ菓子③)甘くてしょっぱい「おつまみグラノーラ」レシピ
旬の果物をたっぷり使ったりスパイスを効かせたり。滋味なるアメリカ家庭菓子のレシピを少しずつご紹介していきます。
「ビンテージアメリカ菓子」のタイトルの記事では「古くから愛されてきたアメリカ菓子」や「ちょっとレアな菓子情報」を書いていく予定です。
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おつまみグラノーラとは?
「グラノーラ」については、「(本の裏側②)グラノーラは朝食かおやつか」でたっぷり書いたところですが、今回は著書『自家製グラノーラと朝の焼き菓子』には載せていないものの、雑誌やワークショップで好評を博した「おつまみグラノーラ」のレシピをご紹介します。
ほんのり甘いグラノーラにローズマリーと塩、コショウを加えて、甘塩っぱく風味豊かに仕上げます。一般的なグラノーラと同じように牛乳をかけて食べるのはもちろん、ヨーグルトに混ぜたりバニラアイスクリームと混ぜたりしてもおいしく、名前のとおりおつまみにもぴったり!オートミールのほかに、薄力全粒粉やナッツをたっぷり加えるので満足感があります。
こういった塩味の「おつまみグラノーラ」は、英語では「savory(セイヴォリー)」グラノーラと呼びます。スコーンやマフィンのような焼き菓子も同様で、塩味のものを「これは甘くないんだよ」という意味合いで「セイヴォリー・スコーン」や「セイヴォリー・マフィン」と呼びます。ハーブや野菜が入ることが多く、軽食やスナックにぴったりです。
手に入れやすいオートミールでOK!
オートミールだけでなく、薄力全粒粉も加えるこのグラノーラはクランブルの上にのせるクラムやクッキーの仲間です。オートミール単体で楽しむわけではないので、必ずしも大粒である必要はありません。
日本のスーパーに並ぶオートミールはおよそ3種類で、蒸してローラーでつぶした大粒の「ロールドオートミール」、それを細かくくだいた「クイックオートミール」、それをさらに細かくくだくなどした「インスタントオートミール」。この3種類はどれも今回のグラノーラづくりに使えます。
※日本のスーパーではあまり見かけませんが、「アイリッシュオーツ/スティールカットオーツ」は、燕麦(エンバク)を2~3片にカットしたものです。固いため、数10分コトコト煮て食べるのが一般的です。風味豊かでおいしいのですが、グラノーラづくりには不向きです。
薄力全粒粉やナッツで栄養価もボリュームもアップ!
◇使用材料参考(分量の詳細は有料部分で公開しています)
(作りやすい分量)
・オートミール・薄力全粒粉・アーモンド・植物油・牛乳・はちみつ・きび砂糖・塩・黒コショウ・ローズマリーの葉・バニラオイル
※インスタグラムと下記YouTubeで手順動画を公開しています。
「おつまみグラノーラ」レシピ
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