飲む前に読んでも、飲んでから読んでも楽しめるバイブル~「世界お酒MAPS」
飲んでもいないのに頭の中で色んな香りや舌触り、のどごし、口の中に広がる芳醇さを想像させ、五感を刺激してくれます。
いきなりギリシャのウーゾから。
あんな薬臭いけど、くせになる酒から紹介が始まります。
学生時代、ギリシャ人の友達に連れられ、アテネの酒場で飲んだ味を思い出します。酒のこともよくわからないまま、ノリでガンガン飲んでいたころ、ウーゾの味もよくわからないまま飲んでいた感覚と、年齢を重ね、サンマのはらわたも味わえるようになってから飲むウーゾでは、その奥深さも違うと思いますし、人も熟成され、歴史ある酒に、敬意が持てるように思えます。
いつかイギリスで、ウイスキーの酒蔵巡りをして、
ブレイディみかこさんの「ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち」に描かれているような、イギリスのパブで色んなビールの飲み歩きをして、おっさんたちとワイワイ、サッカーの試合を見てはしゃいで、だらしなく酔っぱらって、それで海を渡って、
アメリカ西海岸で、
映画「サイドウェイ」のように、またまたおっさん友達と一緒に、男臭いけど楽しく、ワイナリーを巡る旅をしてみたいと思ってる、そんな人にとっては、この本はバイブルです。
酒の分類まで図解してくれています。酒の百科事典のようです。
2020年秋 読了 m_miyamoto_529さん、ありがとうございます。
2021年7月追記
酒をやめてから改めて
この記事を見返すと
自分自分が酒のことばかり考えていたんだなあということを感じました。
でも他の人が酒を飲むことは否定しませんので、お酒好きの方にはオススメできる本です。
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