常識を疑い失敗から学ぶために~ 「お金持ちになりたい学生が知っておくべき勉強よりも大切なこと」
「若くして企業することでどんなメリットがあるのか、
若者たちに、挑戦するよう説いています。
もし自分が20歳くらいの年齢なら、
いい時期に面白い本に出会い、励まされたと感じると思います。
「挑戦って、大事だよね」と。
ただ、本で書かれているのは
「挑戦すべき」という概念が中心です。
また、当然ながら、成功した本人の話が中心です。
成功話は確かに、威勢がいいですが、
わたしからすると、
もっと失敗話を知りたい、
他人の経験談から、糧を得て今後の指針にしたい、です。
「まだ、社会にも出ていない若者が
何を適当なことを言っているの」
「企業したところで、ひと月に100万円を
コンスタントに稼ぐだなんてなかなかできないよ」
「そんな人の言うこと、本なんて信用できるの」
といった批判もあるでしょう。実際、そう思いました。
ある種の、うさん臭さのような印象です。
とはいえ、本の内容を冷静にみると、
学べる点、参考になる姿勢があります。
東大に受験で落ち、私立大学に入ったものの、
学費を国立と比べたら計400万円ほど高いので
その分を稼ぎたい、という思いは、素直で応援したくなります。
大学の授業ひとコマは5000円相当という計算は
そんなこと、考えたこともなかった私には新鮮でした。
著者の「やらないといけない」という前向きさ、
ブレインロックを解いた思考は
継続性を兼ね備えれば、より確かになると思います。
年を重ねてから、「あの時、やっておけばよかった」とは
思いたくない人にとって
起業のハードルを下げるきっかけになる、
心構えを説いた内容です。
2月10日 通勤電車内で読了 msy03さんありがとうございます。
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