スマホの大切さに改めて気付かされた2日間
電子機器から離れ、アナログの世界だけで過ごす2日間。洞爺湖で行われたとあるイベントのお手伝いをしてきた。
よくあるイベントだと、スマホ依存もしくはそれに違い状態となっている子どもに対して行われるものが多いが、このイベントの趣旨は全く違う。スマホの使用時間は問わない。また、老若男女問わず誰でも参加できるのだ。
このイベントの真の目的は、スマホの便利さを知るということだ。
スマホの地図やGPSは一切使わずに紙の地図とコンパスだけを頼りにオリエンテーリングをする。2日間の情報収集にはスマホを使わない。天気予報もある程度自分で予想する。
スマホがなくて何するの?と思うかもしれないが、スマホの活用術を聞いたり、みんなでゲームを楽しむ。ご飯はカレーやBBQ、北海道のおいしい魚介類も盛りだくさんだ。
ぼくもスタッフの一員として、2日間はスマホを全く使わなかった。みんなでワイワイ遊んだり、ためになる情報を聞けたりと何かと楽しかったのだが、改めてスマホのありがたみを感じた。
スマホは文明の利器である。スマホがあれば勉強だってできるし、仕事だってできる。実際にぼくの仕事のほとんどはスマホで完結しているのだから。
このキャンプに参加した小学生との話が印象深かったので紹介したい。
彼はスマホを駆使しており、ChatGPTも使い、プログラミングもスマホでこなしてしまう。ただ、彼はスマホの使い方に疑問を感じていた。
話を聞くと、YouTubeばかり見て時間を浪費することに悩んでいるようだ。
しかし、2日間のキャンプ後には彼の悩みはすっかり消えていた。何のためにYouTubeを見ているのかを彼自身が再確認し、自分でルールを定めた。
彼自身が本当に見たい、タメになりそうな動画のみを「後で見る」リストに入れる。リストに入れるのは合計1時間分だけだ。彼は、そのリストを再生することを勉強の時間として活用することにしたのだ。さらに、インプットした内容をメモにまとめてアウトプットすることも重要だと気付いたようだ。
人間は何も考えずにスマホをボーっと見ていることが多い。それはもったいない。せっかくスマホを使うのだから、自分にいいことに使いたい。
ぼくも仕事や情報収集のほとんどをスマホで行うが、彼の話を聞いて改めてスマホの使い方について考えさせられた。
スマホは文明の利器である。せっかく便利な機器を使わせてもらっているのだから、これからも自分にとって有意義な使い方をしたい。
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