NASAの宇宙飛行士の3人に2人が経験していたという習い事とは?
マイクロソフト創業者であるビル・ゲイツや映画監督のスティーブン・スピルバーグ、イギリスのベストセラー作家のジェフリー・アーチャーら、錚々たる面々が、日本でもおなじみのある習い事をしていた点で共通しています。何の習い事でしょう?
答えはボーイスカウトです。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士のおよそ3人に2人はボーイスカウト経験者であることが知られています。元宇宙飛行士の野口聡一さんは現在でも活動を続けています。
天皇陛下も、エリザベス女王もスカウト活動をされていたそうです。
って、別に高尚ななんとかとか、将来エリートとか全く関係なく、スカウトはオススメです。
我が家の子どもたち3人もビーバー隊とカブ隊で私たち親もカブ隊のデンリーダーをやっていました。大阪の吹田2団という割と歴史のある隊でした。
入隊式では一人一人「ぼくは、わたしは、まじめにしっかりやります。カブスカウト隊のさだめを守ります」と宣誓します。
まさに小1から大人までの大家族のようなもので、普段は隊に分かれますがイベントでは全員が一緒になって協力しあいます。
習い事との決定的な違いは、何かを習得するとか結果を出すではない。
屋外活動だけではなく、清掃ボランティアや募金活動など奉仕活動も行います。さまざまな活動を通じて、自然観察、通信、救命救急、ロープワーク、キャンプ、ハイキングなどの技術を身につけます。
子どもの自己肯定、学校以外の居場所などの存在の重要性がいわれている今、ボーイスカウトがもっと注目されてもいいかなとは思います。
ちなみに、モンテッソーリ教育の創始者マリア・モンテッソーリは、ボーイスカウトを高く評価していました。ボーイスカウトをひとつの教育法ととらえる場合、「スカウト教育」と呼ぶこともあります。