歌が 音楽が好き。
昨日は純米大吟醸の会という 私と夫が所属する歌の会のリハーサルだった。
来週 本番である。
本番に向けて 衣装から MCから全部自分の思う演出をいったんやってみるのがリハーサル。
私は毎回、リハーサルで総崩れする(笑)
一旦 「ぶっ壊す作業」が いったん 「おかしくなること」を経験することが私にはとっても重要なことであり。
声がひっくり返ったり、声が思うような場所に当たらなかったり、出なかったりはいつも通り(笑)鼻濁音は仲間の顔を見て思い出す(笑)
プロではないし、これでご飯を食べようと思っていないし、あくまでも自己表現なので ある意味 生きがいなのだ。
そしてリハーサルではMCの中で 自分の感情が先行して泣くとか、伝えたいことがありすぎて話過ぎて時間オーバーしたり。あかんやん。
それより。。。懸案事項の「この歌は感情を持ってかれないように 折り合いをつけないと!」と練習してきた歌で 「順調に」感情を持っていかれて半分以上歌えず。。。ウケる。あと一週間 この実態を自分でしっかり受け止め、「歌を伝える者」としての立ち位置を心に刻み。
そして日曜日は晴れ晴れとした表現をしようと思う。
私は毎回「もう、今回でやめよう」と思う。
自分の立ち位置や 家庭環境、今後の見通しなどから いったん抑えたほうが良いかと思ってしまうのだ。
でも。
先週の金曜日 友達と趣味について語っていた時(というか、一方的に語られるのを聴いていただけ) 「好きなものでつながった人たちって なんかよくわからない懐かしさや あったかさ、安心感があって本当に居心地がよいよね。」と言っていた。そうなのだ。私のサードプレイスは歌であり、音楽でつながった人たちなのだ。
うまい下手で落ち込むことも多々あるけれど 人である以上 比べるのは仕方ないし、それも向上のための心の動きだから そういう感情も大切にしてこれからも歌い続ける。
今回は二人の師匠と共演ができる。
私としては 夢のまた夢であっただけに その場に行ったら 直に師匠の音色を聴きながら歌ったら 嬉しすぎてまたどうなってしまうのだろうか?とも思うのだが 思う存分師匠の胸を借りて 自分らしい表現をしたいと思う。
どろどろした 自分しか見えていない自分勝手の悲劇のヒロインぶってて実は「大変コント」を繰り広げていただけだった私。
そこに向き合うために 歌や音楽に触れてきた。
始めたころよりはるかに幸せで そしてその幸せの基準がはるかに低くなっていて自然に笑っている私が好きだ。
出逢ってくださったすべての人に 感謝をこめて。
ありがとう。