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パートナーという存在〜あきらめる編〜

以前の投稿で、
パートナーに対する最近の葛藤と、解決策を書いた。


だが、しかし!!

それはやはり根本解決ではなかったみたい。

実際は、、、

言いたいことはあるのに、出さずに飲み込み続けてるということは、
その場、その瞬間は丸く収まるようだが、、
確かに存在する感情は自分の中に溜まっているという事。

少量ずつの感情のドリップだったとしても、

溜まっていくうちにいつしか、コップから溢れる時がくる。

それが、まさにあの記事を書いた翌日に、勃発したのだった。。

情緒不安定な私に気づいた友人からの投げかけ。

「最近、2人きりの時間が持ててないんじゃない?」
「食事の時も、会話できてる?」

「2人とも一生懸命だけど、
何となくそれぞれで前を向いて頑張っている感じ。
最近、心の繋がりが少ないのかもしれないね。」

と、定期的に2人だけで食事するなり、
気分転換するなり、とにかく2人の時間を持って、

感情×感覚の共有

することをお勧めしてくれた。
それが、夫婦の結びつきを太くしてくれると。

確かに、、言われてみると会話といえば、
出来事の報告と、スケジュール確認が2割、
残りはほぼほぼ息子のこと。

この時に初めて認識した。

とにかく、

何をするにしても、家庭がギクシャクしてたのでは、落ち着かない。
よし、明日ランチにでも誘ってみよう!

と、、はりきって帰ってからの、、勃発!

きっかけは、彼の「今日、どうだった?」の一言から。

今日のやり取りを話して、、明日のランチを切り出そうとするも、、

「言いたいことがあるなら、いつでも言えばいいじゃん!」と言われる。

今思うと、それがコップから水が溢れた瞬間。


「そういうことじゃない!!!!!!!!」

途中、記憶にないが、
気がつけば、「サイテー、もう2度と口もききたくないっ」という展開に。

そして迎えた翌朝。

よく息子が、本棚からランダムに本を出して遊んでいるのだが、その日取り出して下に落ちてたのが、

『ベストパートナーになるために』
ジョン・グレイ著

大昔に買って以来で、内容も覚えてなかったので、パラパラめくってみると、、ビックリ。

まさに今の我々のことがそこに書かれてた。

女性は、気持ちが落ちている時ほど、
感情を吐き出して、共感してもらう事で心の安定と平和を取り戻すとのこと。

その時の一番のポイントは、ただただ聴いて受け止めて欲しいという感覚。
その時に具体的な解決策は求めていなくて、
「そうだったんだね、いつもありがとう(もしくは、ごめんね)」と、寄り添ってくれているのを実感したい。

まさに、まさに。
その一言でどれだけ救われるか。。

ほんとにその通り。

男性は、どんな時でも「あなたは大丈夫、できる!」と、信じて見守ってもらいたい。

悩んでいる時ほど、女性からしたら何かチカラや助けになりたくて、いろいろ言ってしまうが、
言えばいうほど、「自分1人ではできない人」と、思わせてしまうことになって、反発される。

ひぇー、それ私や!
そのパターンや!!

全編通して、納得の繰り返し。

さすが、世界で2000万部も売れた名著。
凄すぎる。

ぜひ、義務教育の教科書に取り入れてもらいたいくらい。

具体的な内容は、ぜひ読んでいただきたいのですが、、
ここで私がお伝えしたいのは、

男女において、こういった違いを明確にすることが、本当に大切だと実感。

そもそも全く違う惑星から来た者同士ということを前提にして(だからこそ、惹かれ合うというパラドックス)

相手が求めている事や、思考パターン、解釈の違いなどなどを、

まさに、

あきらめる=明らかに認める


それだけで、幾多の場面を居心地よく過ごせるか、
どれだけより歩み寄れることか。

と思った。


結果、
ここ最近の夫に対するフラストレーションから始まり、この一連の学びを得ることができて、本当に良かった。

もしこれからも長く連れ添うのであれば、きっとどこかのタイミングで知ることになっただろう。
(学ばないといけない機会が訪れてただろう)

向き合うきっかけをくれた友人、
直接的・間接的にメッセージをくれた息子とジョン・グレイ博士に感謝。

また、何となく一皮むけたよ。


夫とは、
これからは意識して定期的に2人時間を持つこと、

そして、この本も参考に改めてお互いの違いを「あきらめる」ことを心がけようと話した。

長かった冷戦がようやく決着がついた(祝・泣き)

人と関わり、感情が動く事で、
自分の大切していること、大切にしたいことなど、自己理解がより深まっていく。

「あきらめる」こと。

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