
観たい景色
昨日、BSで放送してた番組。
ワールド・トラックロード
〜俺の助手席に乗らないか〜
普段、ほとんどテレビは見ないのだけど、
私の旅番組好きなのを知っている夫が、
何気なく付けてくれた。
サブタイトルが〜(笑)
とかって言いながらも、
家事そっちのけで観入ってしまった。
世界のトラック野郎が見る景色を“主観”で楽しむ新感覚ロードドキュメンタリー。
運送の仕事を擬似体験しながら、高さ2.5メートルの車窓に広がる壮大な景色を堪能する。
昨日のはヨーロッパ編で、
ドイツ~フランス~スペイン~ポルトガルと国境を越える約2300キロの旅。
ああ、とにかく景色が美しかった。
ライン川などの大河、
ボルドーのぶどう畑、
スペインの聖地へ向かう巡礼路、
どこまでも広がる広大な平野に沈む夕陽、
いつも決まって美しい朝焼けに出会う山間の道。
さすが4K、
本当に美しかった。
一生のうちで、こんな景色をたくさん観たい。
もっと世界を感じたい。
雄大な世界を息子にも見せたい。
今回のドライバーは家族思い、
ドイツ人のラルフさん。
番組後半は、
彼の半生を回想しながら道を進む。
前職が忙しすぎて家族との時間も取れず、
体調を崩し、思い切って転職。
長距離トラックの運転手という職について6年。
ようやくやっと地に足をつけて自分らしい人生を生きていると言っていた。
両親の代わりに祖父母に育ててもらったラルフさん。
尊敬する祖父に、
「"人生は美しい"と、よく言われていたんだ。
それを今実感しているよ」
と言っていたのが、印象的だった。
洗濯物を畳むフリをして、
テレビに観入ってる私に、
じゃれてくる息子。
テレビを指さして、
「こっちいって!」って言ってくる。
(運転中も至る所で言う)
うん、行こう!行こう!
ロードトリップはやっぱりいいなぁ。
アメリカに加え、
「ヨーロッパ周遊ロードトリップ」
が夢の一つに加わった。
番組の企画製作って、本当にすごい。
いい番組をたくさん製作してくれて、
感謝です。
旅に出たいなぁ。