あなたは与える・受ける・両方 どちら?part2
「何かを得るためには、先に何かを与えなければならない」という返報性の原理(法則)は
昔からずっと言われていること。
今日はpart2なので、その活かし方を
書いていきます!
目次
ギバー、テイカー、マッチャーのうち、新時代に成功するのは?
成功者「他者思考型ギバー」になる方法
日本人は潜在的ギバーが多い
まとめよ〜日本人の潜在ギバーの力を開花させよ〜
ギバー、テイカー、マッチャーで新時代に成功するのは?
さて、「ギバー、テイカー、マッチャー」という人間の3つのタイプの内
どのタイプが成功していくのでしょうか?
その答えは、ギバーです。
これからの時代は情報がより開け、
自分の利益を優先したテイカーの戦略も
見抜かれやすくなっていきます。
人に与えることの豊かさを知っているギバーに
信用が集まり、
結果、彼らは豊かに発展していくのです。
ところが、「GIVE & TAKE」の中では、
一番成功しにくいのも「ギバー」であるという
調査結果が出ています。
一番成功しやすいのはギバー
続いてマッチャー
テイカーと続き
最後にまたギバーがきます。
なぜ、同じギバーの中で成功するタイプと
成功しにくいタイプがいるのでしょうか。
そこには冒頭で述べた、
ギバーの2つのタイプが関係しています。
先程のランキングをさらに分かりやすく記述すると次のようになります。
ギバー、テイカー、マッチャーの成功のしやすさ
1位:他者思考型ギバー
2位:マッチャー
3位:テイカー
4位:自己犠牲型ギバー
他者利益を優先するあまり
燃え尽きやすい自己犠牲型ギバーは総じて、受け取ることが苦手な人々です。
彼らは与える一方で、人から利益が受け取れず
成功しにくくなってしまいます
ところが、他者利益と同じように
自己利益も考えられる他者思考型ギバーには、
信頼と利益の双方が集まっていきます。
信頼の厚い彼らは、
例え一時的な損失が出たとしても、
長期的な目線で大きな利益として
回収していくことができます。
ずば抜けた成功をおさめる人は、
総じて他者思考型ギバーであることが多い
成功者「他者思考型ギバー」になる方法
成功者の他者思考型ギバーになっていくには、
まず、テイカーを上手に避けることが大切です。
自己犠牲型ギバーと他者思考型ギバーの
最大の違いは、
このテイカーとの付き合い方にあります。
自己犠牲型ギバーは相手がテイカーであろうとも、惜しまずギブします。
テイカーは与えるより受け取ることを多くしようと行動するため
(もしくは、ギバーやマッチャーのように
お返しをすることはないため)
ギバーが与えれば与えるほど、
利益・エネルギーは吸い取られていきます
対する他者思考型ギバーは、
最初はテイカーにも惜しまずギブするものの
相手がテイカーだとわかると
ギブするのを止め、テイカーとの付き合い方を
マッチャーへと変更します。
つまり、
自身を削ってまで
全ての人に等しく与えてしまうと
自分自身を傷つけてしまうこともあることを
他者思考型ギバーは心得ているのです。
ナダの心理学者ラリー・ウォーカーと
ジェレミー・フライマーが行った調査では、
他者思考型ギバーは他者重視であるだけ出なく、
利己的であることが証明されました。
また、ビル・ゲイツは世界経済フォーラムでこのような言葉を残しています。
ビル・ゲイツが主張したように、
2つの力を掛け合わせた時に
人は成功への階段を登っていくことができます
まず、自己犠牲型ギバーは、
利己心を大切に
自分から奪う者へのギブを止める必要があり
また、自分も人も大切にするという意味で、
他者だけでなく、自分のことを思いやりながら与える
与える時間をまとめる(自分の時間を大切にする)
周囲からのサポートを受け入れる(与えてもらうことも怠らない)
など、
心地よい与え方や受け取り方を
研究していくことで、
自己犠牲型ギバーが陥りがちな
バーンアウト(燃え尽き症候群)を防ぎ、
健康的にギブを継続していくことが
できるようになります。
結果それが他者思考型ギバーへの変容に
なっていくのです。
日本人は潜在的ギバーが多い
アメリカでは、
一人ひとりの人間性はギバーであっても、
ことビジネスになると極端に「テイカー」社会
であることが、
「GIVE & TAKE」の中で書かれています。
それは、「アメリカ人が」ということではなく
「競争」による成功が正しいという理念が
アメリカの歴史や文化に根付いているため。
けれど、
他者をおもんぱかることを善とする日本は、
ビジネスにおいても潜在的ギバーが多いと
言われているのです。
ところが2021年現在、
GDP(国内総生産)がアメリカ、中国についで
第3位の日本ですが
国民1人当たりのGDPはなんと世界25位
潜在的成功者が多く、
かつ有数の経済大国と言われる
日本の国民一人あたりの生産性はとても低いことをご存知でしょうか。
(グローバルノート - 国際統計・国別統計専門サイト 統計データ配信のデータ参照)
この原因は閉鎖的な島国という特徴から、
古きを重んじ、時代による変化や革新を受け入れがたい国民性であることが
挙げられます。
変化をすることに
抵抗・反発しやすい国民性のため
時代に合わせた仕事の効率化が
進みにくいのです。
そもそも日本の経済システムは、
人手があることを前提に作られているため、
出生率がさがり、人口ピラミッドもつぼ型に移行してしまった現在、
その経済システムはもう機能していないに等しいのです。
15~64歳人口の割合は59.4%で、比較可能な1950年以降過去最低
15歳未満人口は1478万4千人で、
前年に比べ24万7千人の減少となり 割合は11.8%で過去最低となっている15歳~64歳人口は7450万4千人で、
前年に比べ58万4千人の減少となり 割合は59.4%で、過去最低となっている65歳以上人口は3621万4千人で、
前年に比べ18万8千人の増加となり
割合は28.9%で過去最高となっている75歳以上人口は1867万4千人で、
前年に比べ7万2千人の増加となり 割合は14.9%で過去最高となっている
まとめ〜日本人の潜在ギバーの力の開花〜
ギバー・・・与える人
テイカー・・・受け取る人
マッチャー・・・バランスを取る人
ギバーは全体の25%
マッチャーは全体の56%
テイカーは全体の19%
成功者になるのは、
ギバーの中でも利己心と他者重視を併せ持つ
「他者思考型ギバー」
他者思考型ギバーになるためのポイントは、
次の通り。
テイカーを避けること
(テイカーにはマッチャーとしての対応を)他者だけでなく、自分のことを思いやりながら与える
与える時間をまとめる
(自分の時間を大切にする)周囲からのサポートを受け入れる
(与えてもらうことも怠らない)
日本人の潜在的ギバーの力を活かし、
一人ひとりが豊かに発展していきましょう!
どのタイプであれ、
目標達成する・成功すること
幸せになることは可能です
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