毒をもって毒を制す。
天然痘に対抗するために、あえて牛痘(にかかった人のウミ)を注射した「種痘」という予防法。
ご存じのとおり、天然痘は極めて致死性の高い感染症でした。それに対して牛痘で死ぬことは非常に少ない。
ウイルスへのワクチンは「毒をもって毒を制す」性質があります。より正確に言えば、弱い毒性で抗体をつくり、強い毒性に対抗する。
優れたワクチンでも、副作用はなかなかゼロにはなりません。宝くじに当たる確率よりは低いと思われますが・・・
致死性の高いウイルスに対抗するため、やむを得ず接種するものです。
また、感染症には「感染拡大」や「感染爆発」といった用語があるように、1人から多人数に感染が拡がる場合があります。
感染拡大を防ぐには、貧富・貴賤にかかわらず感染を防止していくしかありません。それが公衆衛生ということでしょう。
今のところは、人との接触を抑え、手指を消毒し、うがいをする。
ワクチンを打てる順番が来たら、私はワクチンを打ちます。
いいなと思ったら応援しよう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
貴重なサポートは活動費や養育費として使わせていただきます。