『人生捨てたもんやない』 俵萠子
「人生捨てたもんやない」
俵萠子さん、存じあげなかったです。
表紙のお写真の俵萠子さんが美しくて図書館で借りて読みました。
赤城の森の俵萠子美術館行きたかったな。
新聞記者、テレビのコメンテーター、離婚を経て(俵孝太郎さんはテレビのコメンテーターとして記憶に。そのときはもうとっくに他人だったのだな。)、ご自身で赤城の森を購入され、40代、50代で始められた一つが陶芸。
ろくろの前の笑顔のお写真も魅力的です。
ターシャ・テューダーさんがお好きな方多いと思いますが、俵萠子さんも大好きで心の友として語りかけていらっしゃいます。
庭づくりの共感だけでなく、ターシャ・テューダーさんは絵本作家、俵萠子さんは作家、そしてお子様がいらっしゃっての離婚経験などいろいろ重ね合わせていらっしゃいます。
せっかく生まれたのです だからいろいろわかりたいのです
書かずにいられない 夢も実現せずにいられない ペン一本を胸に差して
一日をまるで一生のように丁寧に悔いなく生きたいのです
幸せな時、美しい時、気がつかないままに、でも、それでいいのです
章だてを読んだだけで、俵萠子さんの生き方が伝わってきます。
2007年に77歳でこの世を去られています。
2023年、93歳になられた俵萠子さんはどのような言葉を私たちにかけてくれるのかな。
一つ二つ前の世代的な考えかなというところもほんの少しあるけれど、今の私たちにも響く、そして心強いエッセイの集約です。
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