生き方の原典 1章 人間と霊魂の働き32-33 不幸になるのは、他に責任転嫁するから
不幸になるのは、他に責任転嫁するから
霊魂の話を聞いて、直ぐ分かったと思い込む人に陥る一番の大きな誤りは、なんでもかんでも悪い事は、すべて悪霊の働きであるとして、それですましてしまう人である。
こんな人は菅らずその霊魂を恨み、それはどの霊魂かと詮索したがる。
不幸の奥に霊魂があることは、霊魂学の教えるところだが、肝心なことは、その霊魂を呼び寄せた自分の心を、不幸を起こした自分の不注意うぃ、これを、反省することである。
とかく人は自分の事を棚に上げて、他のせいにしてしまう。この自惚れ、独断を戒めねば不幸は決して消えることは無い。
神霊相談を希望する人は、災いのもとは霊魂にあるから、その霊魂を除けばよいと思っている。その霊魂は自分で呼んだのに、自分の責任を霊魂に転嫁してしまっている。
人間は守護霊が、先天的に守っているのだから、自分も一家も想うようにいくものである。其れがいかないのは、自分が心身統制下の生活をしていないからである。この自己責任をよくよく考えてみよ。
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