心霊治療の究極の目的
魂の旅
皆さんは、いま、肉体を持って、地球上で生活しています。その皆さまの本質は霊であり、その霊は永遠です。
いま、人間としての修行をしているだけであって、地上の生活を終えて霊界に還ったら、次は霊界での生活が始まります。そして、時期がきたら、また、この地上に戻ってまいります。いわゆる輪廻転生ということです。次回の生は、この国ではなく、どこか別の外国に生まれるかも知れません。
霊は、進化の階段を、一歩、一歩、上昇していきますので、もう皆さんは、動物の段階に戻ることはなく、人間は人間として生まれ変わり、そして、地上段階の卒業を目指します。
霊的な存在、神と呼ばれる存在、それが皆さんの本質です。これが、真理です。真の理でもいいでしょう。神の理でもいいでしょう。このような、ホントの真理を皆さまに伝えてくれと、僕は霊界から言われました。
これまで、僕自身は、別に、どなたかに師事して修業したとか、難行苦行をしてこういう霊能力を得たとか、どこのクラスに入って練習したとか、そんなことはまったくございません。どのような組織にも、所属したことはありません。
このように、肉体を持たれた先生は誰一人としておりませんけど、でも、先生は数限りなくおられます。その、すべての先生が、肉体のない霊人たちです。ですから、すべて霊界から授かった力である、と言えます。
イギリスで六十年間に渡って記録された、霊界通信の本があります。『シルバー・バーチの霊訓』という本です。日本語訳も出版されてまして、書店でも、簡単に手に入ります。
僕は、十年前に、この本を読んだのがきっかけで、不思議な霊現象を体験し、修業が始まりました。霊界から指導を受けて、力を授かり、そして治療ができるようになったのです。その際に、「心霊治療を受けて奇跡を体験し、そして心を開かれる方がたくさんおられるから、そういう準備のできた人に、ホントの真理を伝えてくれ」と僕は言われました。ですから、真理を伝えていきたいのです。
皆さんに、霊的な世界を知って頂くこと、ほんとうの真理を知って頂くこと、それが心霊治療の究極の目的です。
シルバーバーチが言っております。
「どんなに奇跡が起こって、病気が治っても、その方が心を開いてくれなかったら、その心霊治療は失敗だったということです。つまり、治療を受けた結果、その患者が、それまでの生活を反省して、本来の生き方を学ぶところまでいかなければ、その治療は失敗と見なさねばなりません。治療家を通じて働いている力は、身体上の症状を癒すだけでなく、精神も癒して、人生とはいったい何なのかを理解させることを目的としているからです」
治療家の側からすれば、病気が治って、それで「はい、オーケー」とはいかないのですから、非常に厳しいことですね。
ですが、また、別の視点からの観方で、病気が治らなくても、僕の生き方、僕の話に感動してくださって、生活が変わる方もおられます。実はこれこそが本当の心霊治療の目的であるとも霊界通信は言っております。
はっきり言ってしまえば、治る、治らないは、霊界にとっては関係のないことなんです。皆さんが、どれだけ心を開いてくれるか、どれだけ霊的に覚醒してくれるかが究極の目的だからです。
でも、なぜ僕が、これだけ忙しくさせてもらっているのか。それだけ、たくさんの奇跡が起きるからです。僕は、一切、宣伝活動をしたことはありません。すべて皆さまの口コミでここまで拡がっております。日本を中心に、アメリカの各州も旅します。外国にも旅をします。 一切宣伝しなくても、どうしてここまで拡がったのか、それは、ほんとうの奇跡が起こるからです。
今日も、皆さん、ここで素晴らしいことを体験されるでしょう。あるいは、すぐには何も実感がなくても、後でじわじわと感じられます。ですからどうぞ、焦らずに奇跡を待ってください。