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♯03 子供の人格②:「勝てる勝負しかしない」次男 

本日のテーマは、引き続き子供の人格について。
長男に続き次男編です。

子供の性格を、そもそも一言で表すなんて到底無理な話なのですが、

敢えて言うならば、次男はズバリ、

「勝てる勝負しかしない」子。

何それ?と感じられ方も多いかと思いますが、やはりこの言葉が、親として一番しっくりきます。

「自由人」な長男とは、かなり毛色の違う子に育ちました。

思えば、長男次男、出産予定日2日遅れの土曜日生まれ。出生体重・身長も誤差程度。血液型も同じ。共に助産院で出産。母乳100%育児。
そう、スタートは、ほぼ同じ。

でも、幼少期の性格は、面白いもので全く違いました。
正反対と言っていい程。

兄が幼稚園入園して、ヤレヤレほっとした母。
ようやく次男1人に時間が作れる!構ってあげよう!
公園でお砂場遊びもしようね!
張り切っていた母ですが
魔の2歳児期にドンピシャリ。
あれも嫌、これも嫌、全て嫌、嫌、嫌、嫌。
公園に連れて行っても、遊ばない、あれ?
帰る、帰る、の一点張り。
小猿の様に駆け回り遊び回る長男とは正反対。
母は、ヘトヘト疲弊の毎日、、。
なので、自然と公園遊びは疎遠となり、長男が幼稚園から戻る迄は、家で大人しく1人遊びの時間が長くなりました。

母も、幼少期はおてんばなタイプ、陽が落ちるまで外遊び派の子でしたので、

子供=外遊びが大好き=子供らしい

のバイヤスで次男を見て、
「この子は、何で外遊びが好きでないのだろうか?」
と不思議でたまりませんでした。

習い事も、やってみる?体験だけでもする?と
色々勧めてみたものの
やらない、の一点張り。
無理強いはせず、諦めの母。
唯一、3歳から小学6年生まで続けたのがスイミングスクールでの水泳。
これは、大丈夫、出来る、続けられそうと思ったらしい。
小6の冬まで通いました。
スクールは、進級制度があり、順調に小学4年生で泳力検定1級を取得しました。

習い事デパート状態の長男はと言うと、
水泳、体操、ピアノ、テニス、野球、サッカー、
何でもやりたい、やる、やると
生来のチャレンジ精神旺盛なタイプで、楽しく色々と手を広げる子でした。

後になり、気付いた事は、次男は、手先があまり器用でないという事、
新しい環境に飛び込むには勇気がいる事、
それと、何事にも慎重派なタイプ。
だけど、得意な事は、完璧にこなす才があるという事。

ついつい、親心から兄弟で分け隔て無く同じ習い事をさせようとしてしまいがちですが、子供がNOと拒絶するものは、何かしらの原因や理由があるはずです。
これ、私の反省点でもあります。

次男は、小さいながらにして、これは無理だから出来ないと分かっていたのでしょう、多分。

気付いてあげられなくて、ごめんね、次男くん。

子供は、本能に忠実な生き物です。親のバイヤスで、あれこれ子供に押し付けてしまうのは、とても危険な行為です。

やはり、生まれて持った気質は、たとえ兄弟でも1人ずつ違い、
個々の性格は、その子なりに、ゆっくりゆっくり型作っていくもの。
その子に合った対応を、その都度してあげるのが親の勤めなのだと思います。

その子らしさを大切に。

兄弟の性格の違いを楽しむ余裕も。

その後の次男は、中学受験でも、第一志望校に合格。
高一で英検準1級も難なく取得。
そして、大学受験も第一志望校に現役合格し、今に至ります。

自分で目標設定し、ゴールまでの最適最短コースを自分の頭で考え
導き出す事が、得意なようです。
なので勝算率が高い。

でも、その分、嫌いな事には、一切手を付けない頑固で保守的な部分も多々見られます。

全部ひっくるめて彼です。

頑張れ〜〜次男!!

最後まで、ご精読ありがとうございました。




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