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訪れたイギリス国内のコンサート会場写真・ コレクション4

Royal Albert Hall (ロンドン)

言わずと知れたイギリスで一番有名なホール。サウスケンジントンに位置しケンジントンガーデンの正面にそびえ立つ、ウェディングケーキのような建物である。収容数はギャラリーでの立ち見を含め5272。
1871年ヴィクトリア女王の令により完成したこのホールで、ヘンリー・ウッド卿発案のBBCプロムスの先駆的に人々に開かれたコンサートが始まったのは1895年。その後BBCがプロムスのコンサートを全国へ放送開始したのが1927年である。
現在では毎夏2ヶ月に渡ってコンサートが毎夜開催され、世界中の名だたる演奏家やオーケストラの演奏がロイヤルアルバートホールで安価に、またはテレビやラジオ放送で楽しめる。(2020年7月現在はまだ閉館中)
このホールには数え切れない程訪れているが、2020年夏は親しい友人が立つはずだったコンサートも全てキャンセルされてしまった。一刻も早いコロナの終息と再オープンを望んでいる。

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The Parish Church of St Wilfrid
(ハロゲート、北ヨークシャー)

北ヨークシャー・ハロゲートの街の中心から少し外れた閑静な住宅街にある教会。
昨年ロンドン郊外で行われた木管5重奏サマースクールで出会ったバスーン奏者の友人達が、バケーションオーケストラの一員としてツアー最後の公演で訪れたので久しぶりの再会となった。座席数はイスを並べた数、多分最大200くらい。

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Wakefield Cathedral
(ウェイクフィールド、西ヨークシャー)

西ヨークシャーの都市リーズからロンドン方面へ電車で約20分の小都市ウェイクフィールドにある大聖堂。この地には1068年にすでに教会が建立されていた記述が残っている。この教会の前衛として建立され始めたのが1329年、改築、増築を重ね、すべて完成し現在の建物になったのは1982年。天井の木の梁が実に美しい空間だ。この大聖堂の尖塔は247 フィート (75m) 有り、ヨークシャーでは一番高い。座席数はイスを並べた数、恐らく最大300くらい。
ここでは今年2月(2020年)現在結成している室内楽アンサンブルトリオ「Kukkametsa Trio」(クラリネットデュオ&ピアノ)としては初めて公の場で演奏をした。私には記念すべき会場。

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Harrogate Ladies' College (ハロゲート、北ヨークシャー)

北ヨークシャー、ハロゲートにあるボーディングスクールの敷地内のチャペル。夏季休暇で生徒が帰省している間は宿泊を兼ねたサマースクールやセミナーが行われている。ハロゲートの楽器店主催のクラリネット、サクソフォーン、フルートの夏季セミナーも毎年開催され、イギリス全国から参加者が集まる。私も数年前に参加したことがある。講師の先生の一人は現在指導を受けている私の先生の友人でもあるので時折セミナー中に開催される講師陣によるコンサートに足を運んでいる。
学校内のチャペルなので小さいが音響は良い。
ここで講師陣クラリネット奏者さん達によるクロンマー・クラリネット二本のコンチェルトOp35を聴いた時、とても素敵だったのですぐに楽譜を購入した。
大学2年生の時に友人とこの曲で学内外ソロリスト・コンテストのオーディションを数回受けたが、受からなかった苦い思い出。
コロナ終息後は結成中のトリオ「Kukkametsa Trio」の最初のコンサートでこの(念願の)Op35を演奏する予定。

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Nonnie
読んで下さってありがとうございます💝