ポジティブのすゝめ
みなさん、ポジティブとネガティブ、どちらが好きですか?
え?ポジティブに決まってるでしょ?…そうですよね。
私も、ポジティブが好きです。ポジティブな気持ちになるような言葉や声かけが好きです。
たとえば、
さぁ、明るい未来のために頑張るぞ!
必ず、目標を達成させるぞ!
この難局を乗り越えられるよう、全力で取り組むぞ!!
です。
ただ、不安や心配事によって、どうしてもポジティブになれないようなときはありませんか?
自分が信じられなくて、自己嫌悪に陥ってしまうことはありませんか?
ネガティブになってしまう自分が嫌だな、と感じることはありませんか。
「あいつより頑張っているもんね。」とか、「なんで俺だけこんなに頑張らなきゃいけないの?」とか「なんで私だけこんなに考えてあげなきゃいけないの。」とか、他責の念にとらえてしまうことはありませんか。
相手への愚痴や悪口を言いたくなるようなとき、ありませんか。
ちょっと待ってください!
ネガティブな言動は、残念ながら、ネガティブな感情しか連れてきません。
プロゴルファーの優勝経験のある方は、ラウンドしている仲間のパットに対して「入れ、入れ!」と念じていることを知っていますか。
相手に対して、悪口やネガティブな感情を抱いていないのです。
脳は単純なので、人称までは区別できず、ネガティブな言葉や感情は、そのままネガティブな感情として自分に返ってきます。
ネガティブな言動をしていると、ネガティブな感情に取り囲まれてしまいます。
では、どうすればいいのでしょうか?
過去を見つめることです。
一見、ネガティブに思えるこの行動ですが、実は、ポジティブになれるきっかけがたくさんあります。
・この仕事、新人の頃はすごい時間がかかっていたけど、今は短時間でできるようになったなぁ~
・あのとき、苦労してやったプレゼン、通過した時は仲間がすごいよろこんでくれたなぁ~
・提案した時は、上司から受け入れられない、と最初に断られたけど、今ではその功績を認めてもらっているなぁ~
・最初は、人と会うのが不安でしょうがなかったけど、今は営業にこんなに自信をもって取り組めているなぁ~
・資格をとるために勉強した経験、あのときは大変だったけど合格してよかったなぁ~
みなさん、過去に成功をしたこと、たくさんあると思います。何でもいいです。そのことを思い出して、気持ちをポジティブに切り替えてみましょう。
過去の自分と自分の違いに気付くことができる。そんな時間を作ってみてください。
他責の念を抱くのは簡単です。楽です。それによって快感になるのは事実です。でも、そのあと、ネガティブな空気に取り囲まれます。それを少し我慢して、
自分を認めてあげる、自分をほめてあげる。心の中でそっと、でもいいですし、声に出してあげてもいいです。
自分を形成しているのは、何を隠そう、過去の習慣の積み重ねなのです。
それを、認めてあげてください。すると、未来の考え方も、ポジティブに変わってくるかも…。
ネガティブな気持ちになっているときは、まさに一寸先は闇。
でも、ポジティブな気持ちに切り替えていくと、一寸先は「光」。
ぜひ、みなさんも、明るい未来のために、過去を見つめてみませんか。
みなさんに、幸せな気付きがありますように。
それでは、また。
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