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旧暦の【神無月】です。11月1日から。

新暦に換算するとだいたい十月下旬から十二月上旬ごろにあたります。
今日はその一日(朔日・さくび)で新月(NewMoon)です。月は太陽と
いっしょに昇り、日の入りのころ同時に沈むので見えません。
大潮になります。

神無月の語源は諸説あります。「無」は「の」という意味で「神の月」
つまり神さまを祭る月。もともと日本の神さまは、春の農耕に先立って
村にこられ、秋の収穫のあと去っていかれました。「神無月」は、その年の
収穫を祝う「神嘗(かんなめ)月」という説がふさわしいようです。

ほかには雷が鳴らない月で「雷無月(かみなしづき)」。新米でお酒を
醸(かも)す月ということで「醸成月(かみなしづき)」など。

神さまが出雲大社に集まるので「神有月(かみありづき)」、ほかの
地区に神さまがいなくなるから「神無月(かんなづき・かみなしづき)」に
なったというのは民間俗説のようです。

右左
 大地踏みしめ
  秋深し
     一歩

この土日に宮島の厳島神社へ、家族で行ってきました。右足の親指の
爪ははがれ、左足にはまだ少し麻痺が残っているので補助具をつけて。
電車や新幹線そして連絡船に乗ったのですが、何とか旅を続ける
ことができました。私にとって、一泊二日の小さな冒険でした。

宮島は神の島なので葬式は出せず、墓もなく、すべて対岸で行います。
そう聞くと、厳かな気持ちになってきました。

October 神無月 Kannazuki 「Early Winter」
October is called “Kannazuki (the month to worship God)”,
and there are many festivals in October3-31 various places,
but it is also a month with lots of events.
Novembver1-30
〔worship;尊びあがめること festiva;祭り various;さまざまな
event;イベント〕

旧暦の冬は、【神無月】(11月1日~) 霜月(12月1日~)
師走(12月31日~1月28日)の三か月です。
暦の上では冬に入りました。

◇食の旬
大根、白菜、春菊、小松菜、水菜、ゴボウ、人参、しょうが、
カボス、山芋、林檎(リンゴ)、甘鯛、黒鮪(クロマグロ)、河豚(ふぐ)、
鯵(アジ)、キス、ヒラメ、ブダイ、牡蠣(カキ)。

◇花
竜胆(リンドウ)、野菊、茶の花、ナンキンハゼ、カンポウラン、葭(ヨシ)。

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#ローカル七十二候マラソン

2024.1101金曜日17.00
ありがとうございました。
真の愛の語り部 川元一郎

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