七十二侯の【竹笋生】です。
七十二侯の【竹笋生】です。
「たけのこしょうず」と読みます。
二十四節気は立夏で、七十二侯の末侯です。
食べられるタケノコは、孟宗竹、淡竹(はちく)、真竹の3種類です。このうち孟宗竹がいちばん出回ります。
病院の
筍寿司や
香り来る
出てきたものを見ると、小指の爪ほどのうす茶色ものがたくさん入っています。何だろう。食事の内容を書いた紙には、筍寿司とあります。食べてみると、たしかにそうでした。
ちようど今ごろが筍の季節です。家の方には、ライトバンに積んで「タケノコ屋でーす」と、週に二回ほど売りにきていました。自分の筍林なので、掘り立てです。
しばらくは、筍ご飯、若竹煮、バター焼き、みそ汁にと、筍づくしです。しかもたっぷり使って。
妻に聞くと、今年はまだ来ていないとのこと。病気だろうか、それとも‥。だいぶ高齢だったから。
それにしても、茶碗のなかに季節を閉じ込めるとは。病院食とはいえ、味なことをしてくれるな、とうれしくなりました。