アチーバスと自己犠牲
アチーバスというゲームの記事のシリーズになります。
アチーバスという、みんなで達成する協力ゲームですが、たまに、「自己犠牲してません?」と思うような勘違い場面も起きたりします。
◆そもそも、自己犠牲は美徳?
まず、一番に考えていただきたいのは、自己犠牲は美徳か?ということですね。
本当にそうでしょうか?
特に自己犠牲は美徳と考える方の中に、女性の方が多いような気がします。
面白いのが、私個人の感覚なので、違っていたら申し訳ないのですが、男性は、仕事の能力成果が普通でも「俺って、すごいんだぜ」的なアプローチができたりします(全員ではありません、あくまでも傾向として)
しかし、女性は、メチャクチャ優秀なのに「自分なんて、そんな褒められるような存在ではないです」という姿勢の人が多かったりします。
そして、もっともっと尽くそうとして、最後には燃え尽きてしまうのです。
それは、悲しいことです。
◆与える人になる4番
これは、元の語源は、「できることに、プラスアルファを」というものです。
自分ができることに、ちょっとだけ、余計にサービスすることで、人に感動を与えられるというもの。
今は、コンビニ文化だとか、商品管理が厳密になっている社会だから、見かけない光景だと思うけれど、昭和の時代では、八百屋さんなんかが、「おくさん、白菜おまけつけちゃうよ!」みたいな、掛け声もあったと思います。
つまり、「おまけ文化」があったのは、「おまけを与える」ことで、得意客になってもらおう、お店を気に入ってもらおうというところから来ているわけですね。
今は、そういった露骨なモノのおまけはしにくくなっていますが、その代わりとなっているのが、クーポンやポイントカードのようなものだと思います。
白菜はちょっと大きすぎるにしても、トマトとかさりげなく入ってたりすると嬉しいですよね。
ちなみに、余談ですが、私の住んでいるところでは、たまに、おまけ文化残ってたりします。(そして、メッチャ嬉しい)
◆自己犠牲は刷り込まれている
(私の動画ではありません、あくまでも感銘受けたので、シェアしているだけです)
究極の選択というのは、ナンセンス。
そもそも、選択肢があるようで、それ以外選択肢を考えさせない思考に無理があるということですね。
この動画では、自己犠牲という言葉についても、分かりやすく触れています。
私たちは、いつの頃からか、「自己犠牲は美徳」なんていう刷り込みをされてきてしまっているのでしょうか。
◆アチーバスと自己犠牲
アチーバスというゲームの中では、全員で達成するために、ギブアンドテイクをしていきます。
このギブアンドテイクした後に、そのプレイヤーがどういう行動を取るかで、考え方のパターンというのが、ある程度読めるのですが、中には、「自己犠牲」タイプのプレイヤーもいます。
なんで、それがわかるのか?というと、
「自分が満たされてないのに、(必要なカードを)人にあげてしまう」からなんです。
これ、慣れないプレイヤーだけかと思ったら、トレーナーになった人でさえも、そういう行動を取る人がいて、びっくりしたものです。
◆大事なことは、自分が満たされてから
アチーバスというゲームをする上で、助け合ったり、相手に必要なカードを渡していくということは大切なのですが、自己犠牲をすることで、相手がそれに気づいて感謝の気持ちで返してくれればいいですが、自己犠牲をしてまで与えたカードのことにも気づかない人もいるかもしれません。
そうなると、「与えても、与えても・・・」という虚しい結果と感情だけが残っていってしまいます。
これは、「7つの習慣」の考え方から言っても、【lose-win】になってしまいます。
つまり、【win-win】ではないということです。
【lose-win】の何がダメかというと、永続性がないということなんです。
どちらかが負けるということは、人は本来負ける生き物ではないので、どこかで、何かしらの形で取り返そうとするものです。
なので、自分のカードの与えてまで相手を満たす必要はないのです。
◆勘違いさせやすい、「与える人になる」という表現
この与える人になるという表現で、一番怖いのは、相手にも「与える人になる」を要求してしまう勘違いを起こさせてしまうことでしょうか。
「私も与えたんだから、あなたも何か与えてよ」みたいな。
あるいは、「ちょっと、〇〇手伝ってもらえる?」とボランティア精神で使われることでしょうか。
仕事というか、労働などの物事には、「金銭によるリターン」と「感情によるリターン」があるといいます。
この自己犠牲のタイプは、得てして「感情のリターン」があるから・・と言って「金銭によるリターン」を正当に要求できない傾向があります。
感情のリターンは、わかりやすく言えば、相手の満足度や感謝の気持ちですね。
相手は喜んでくれている、感謝してくれている。
それで、自分がやったことが報われる。。。
でも、そこに、金銭のリターンが無かったら、生活していけませんよね?
この辺りは、女性が特に弱い部分だと思います。
一昔前に、「逃げるは恥だが役に立つ」という海野つなみさんの漫画&ガッキー主演のドラマで話題になりましたが、「やりがい搾取」という言葉もある通り、「やりがい」という言葉でだまされてはいけませんよという、示唆に富む提言もありました。
次にご紹介する動画は、「感情を仕事の成果物にしない」という名言が飛び出します。ギブすることの本当の意味を教えてくれる、貴重な動画となっています。
タイトルは、ちょっと、お金持ち系の怪しい感じがしますが、至極まともなことを言ってますので、ぜひぜひ、最後まで聞いていただければと思います。(私の動画ではありません、あくまでも感銘受けたので、シェアしているだけです)
◆大事なことは、誰一人として傷ついてはいけない
【誰かが犠牲の上に成り立つ、みんなのため】は、偽善です。
まず、そこを認識していかないといけませんね。
オレオレ詐欺だとか、そういったものは、時として、「その能力、普通の事業に使ったら相当優秀な結果を残しそうなのに・・・」と思うこともあります。
それだけに、みんなで達成するというのは、みんな笑顔になれる社会を作っていこうということでもあります。
子どもの頃は、「一人はみんなのため、みんなは一人のため」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
でも、最近は、前半の「一人はみんなのため」ばかりが強調されているような風潮になっているような気がします。
一人一人の笑顔が大事なはずなのに、逆に「みんなが我慢しているんだから、あなたも我慢しなさい」という、集団という名の、我慢大会がはびこっているように感じるのは、私だけでしょうか?
◆アチーバスというゲームは協力ゲームだけど
なぜ、こんなにも、協力ゲームで、達成することが大事なんでしょう?
その過程なんか、意味があるの?と思うでしょうか?
もちろん、トレーナーの中には、達成する(Achieve)にこだわる方もいます。
しかし、私は「私たち(Us)」に注目しているのです。
私だけでも、ダメ。
達成するだけでもダメ。
私たちで、1つになっていかないと。
でも、1つになるだけじゃなく、それぞれが大事。
このバランスが非常に難しいのです。
私たちで達成していく過程で、うまくいかなかったとしても、そこから感じたこと見出だしたことをシェアしたり、振り返ったりする過程において、現実世界に役立てていく。
アチーバスには、そんな奥深さがあるのです。
「失敗から学ぶことも多い」という言葉もある通り、最短でゴールすることだけが、最大の成果ではないと思うのです。
7つの習慣の考え方の1つに、「相乗効果」という言葉があります。
つまり、1+1は2だけでなく、3にも4にもなったりする、不思議な相互作用が働くシーンがあります。
集団というのは、時として、ただ、集まっただけとは思いにくい、単純な数の論理だけで説明つきにくいこともあります。
アチーバスのゲームでも、チームレベルの指標を表すのに、「ただの集まり」~「偉大なチーム」まで、分けて振り返りができるようになっています。
ゴールはできたけれど・・・これじゃ、ただの集まりだったね、という結果から、偉大なチームとして機能しているということまで、ゲームを通じてわかってしまうのです。
スポーツ競技に、個人競技だけでなく、集団競技が時として、感動を引き起こすのは、そこに見える、偉大なチームが引き起こす奇跡に、惹きこまれるからなのでしょう。
◆アチーバストレーナーは、全国にいます!
アチーバスというゲームが気になった方もいるでしょう。
やってみたいと思う方もいるかもしれません。
今でこそ、リアル体験会は、減ってしまったものの、継続してやられている方、要望があれば開催できる方、いろいろいると思います。
自分の地域でやっているのかしら?と思われる方、ぜひ遠慮なく聞いてくださいね。
また、過去には東京で開催していた時に、わざわざ岐阜から参加された方もいらっしゃいました。
縁のある時に縁のある場所で、アチーバスと出会えることを心から願っています。
アチーバス購入ご検討の方は こちら から
アチーバス体験会要望などは、 こちら から
あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。
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