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認められたいの?稼ぎたいの?

去年のコーチングコミュニティで、私が一番大きな収穫だと思ったのが、「感情を成果物にしない」という言葉。

個人的には、凄いヒットしたんですよね。
(自分のやっていたことは)「あぁ、感情を成果物にしてたぁ~」って。

でも、これをクライアントさんに伝えても、
「え?よくわかんない」と言われて、
「あぁ、普通の人は、そうなのかぁ~」と、逆に納得したんですね。

ということで、「感情を成果物にしない」をわかりやすく言い換えたら、どういう言葉が良いのかなぁ~?と思って、ふと、浮かんだのがタイトルの
【認められたいの?稼ぎたいの?】というもの。

◆承認欲求を満たすことと、稼ぐ事は連動しない

これ、どういうことか、わかります?
私は、去年のコーチングコミュニティの先ほどの言葉などで、大きな氣づきを得て、今年になって、稼ぐ【型】を教わって、今は、稼ぐことにシフトしている訳です。

そうすると、わかってくるわけなんですよ。
何が?というと、
「褒めてくれる人が、必ずしも、お金を出す人とは限らない」ということ。

もっと言うと、「褒めるけど、お金は出さない」人がいるということ。
これねぇ。
褒めてくれる人って、ものすごく、承認欲求を満たしてくれそうで、良い人に思うじゃないですか?

去年のコーチングコミュニティまでは、私、そう思ってたんですよ。
だから、イイネの数とか、フォロワー数とか、メッチャ氣にしてた。
なんなら、「ブログ読んだよ~」の人になんか、飛び上がるほど、喜んでたんですね。

今、逆なんですよ。
イイネとか、フォローとか、してくれなくてもいいから、価値を認めて対価として払ってくれる人に、価値を置いているんですね。
もちろん、「ブログ読んだよ~」の人には、感謝はしますよ。

でも、もう、喜ばない。
喜ばないというより、そこを成果物というか、ゴールにしないって、決めたんです。
なんなら、SNSのフォロワー数だって、コンサルさんより、私の方が多いSNSがあったりします。でも、私のアカウントは、多分、お付き合いでフォローしてくれている人も多いんだろうな。
でも、コンサルさんは、既に月7桁安定的に、行ってる。

だから、SNSでのバズを狙わない。狙ってない。
バズを狙うのは強者の戦略。
弱者には弱者の戦い方がある。
ランチェスター戦略とも、また、違うよ。

話を戻すけど、承認欲求を前面に出すと、【稼ぐ】までに、行かないんですよ。その手前で満足しちゃうから。
それだと、ボランティア活動になっちゃうんですよね。

ボランティア活動にするつもりがなくても、わかってないと、ボランティア活動で終わってしまう。
この罠にはまっている人、実に多いですから。

◆承認欲求を正しい形で満たすには

まず、そもそも論として、「自分で自分を満たしてないと、人から満たそうとする、それ自体が欠乏感」ということ。
「欠乏感を人で埋めてもらおうとするな」、と言うこと。

大体の起業家さんは、「欠乏感の満たし方」なんて、意識してきてないけどね。
ここで、コーチングコミュニティで、教わった
【余らせる】が非常に、効果を発揮する。
余らせてますか?】という過去記事は、何を余らせるか?すべての項目についても、言及していますので、読んでいってください。

コーチングサービスである、【メンタル調整】の中でも、承認欲求を満たす方法や、向き合い方を伝えていっていますので、自分には必要かも?と思ったら、氣にしてみてください。

◆賞賛されることと、人を成長させることも

〇〇先生すごい!
〇〇コーチ凄い!

そんな言葉が、先生やコーチの周りに飛び交っていたら、そこには、近づかない方がいい。

なぜ?
〇〇先生がすごい! ⇒ 生徒は凄くなってない。
〇〇コーチ凄い! ⇒ クライアントは、凄くなってない。

なんです。。
不思議ですか?

学生の頃でも、いつの頃でも良いのですが、思い出して欲しいのです。
憧れの人のそばに行った⇒自分も、憧れの人に近づけるのかな、と思って。

でも、憧れの人が凄すぎて、まぶしすぎて、逆に、自分の情けなさに凹みそうになった。
そういうこと、ありません?

逆にですね、コーチ・コンサルティングしている方、そういう方は、自分を持ち上げすぎて、意外と生徒さん、クライアントさんが成長してない、結果を出してない、ということないですか?

本来は、お客様とか、クライアントさん、生徒さんを、成長させる、勝たせてあげる、お仕事ですよね?

でも、自分の凄さを見せつけたいがために、意外と上に立ってしまったり、自分を等身大よりも大きく見せようとしてませんか?

もちろん、稼ぐだけ稼いで、クライアントさんの成長は二の次と、最初から決めている・設計されているのなら良いですが、でも、それは、本末転倒ですよね。

だから、賞賛されることと、人を成長させることも、連動してないのです。
ちなみに、私、つっちーは、クライアントさんにも、割と「今、こんなことを頑張ってます」って、ネタバレさせてます。
これは、「私も、まだまだ一緒に頑張らないといけないんです」という、不完全さを伝える意味でやってます。

◆本来、賞賛、承認欲求は

賞賛はともかくとして、承認欲求や、愛されたい欲求は、人は本質的に備わっているものです。

カウンセリングで、好ましくない感情が出てきたときに、まずは、どの本質的欲求が起こっているか?を見ていきます。

悲しさ、怒りの背景に「認めて欲しい」「愛してほしい」という欲求から出ていることもあります。

だから、子どもでも、2~5歳ぐらいの頃って、
「お母さん、見てて!」って、ものすごく言いますよね。

あれって、自分の存在を「大事にしてくれているよね?認めてくれているよね?愛しているよね?」って、確認している作業なんです。

その頃に、面倒でも、お母さんの方で、何かやっていることがあっても、その手を止めて見てあげると、徐々に「お母さんは、ちゃんと見てくれている、愛してくれている」とわかって、満たされると、そのうち、言わなくなっていきます。

その代わり、ず~っと、「お母さん、見てて!って言ってるじゃん!」と言う子は、大抵が、母親が別の人との話に夢中になってたり、家事に忙しい!ときりきり舞いしていて、「見てもらえた感」が満たされずに、ずーっと要求し続けていくのです。

もちろん、人にも限度はありますから、あまりにも見てもらえないと、どこかで「もう、いいや。自分は愛されてないんだ、どうでもいい子なんだ」と自己否定へと動いていきます。

その癖、良くないことをしたときだけ怒られると、成長期・反抗期の時に
「うるさい!」となるわけです。

そうなる前に、親からの「見てますよ~。愛してますよ~」というのが、適度なバランスで、適度な時期に受け取ることができれば、必要以上に、人に認められたい、愛されたいというのは、減っていきます。

とはいえ、世の中、この「認められたい・愛されたい」欲求が満たされないままでいる人たちは多いです。
私もそうですが、そうなると、どうなるか?
別の他人で、埋めようとします。

それが、SNSだったり、お客様だったり、ファンだったりで、埋めようとします。

◆本質的欲求の存在をわかりつつ

そうなると、「稼ぐ」「成長させる・成功させる」と「褒めてもらう」「認めてもらう」が連動していないとなると、この「褒めてもらうための行動を手放す」ことが大事になってきます。

いわゆる、本質的欲求を手放す、とでもいうのでしょうか。
ちょっと、高度な氣がしますが、過去に一時的にブームになった
「嫌われる勇気」
好かれようとするのを手放す。

好かれても、好かれなくても、【自分】というところに、持っていけると、ニュートラルになります。

「だって、自分はいるだけで、最高・最強なんだも~ん!」
こう思えるか?
別に、他人に公言なんか、しなくていい。

ダメダメな自分でも、ポンコツな自分でも。
それで、最高!それで、完全!

認めてもらえなくても、発信することがあるから、発信しよう、という感じになる。

認めてもらえなくても、価値を提供して、稼ごう!ってなる。

認めてもらえなくても、成長・成功させよう、となる。

◆起業・事業では、精神的成熟度が求められる

こうなってくると、起業・事業するということは、精神的な成熟度が求められる。

だって、子どものままでいいのなら、「認めて~」「愛して~」の本質的欲求を出していけば良いのだから。

別に、本質的欲求を手放しなさいというわけではない。
そういう自分がある、そういう本質的欲求があるということを、頭の片隅にありつつも、「認められたいから、やる」の状態から「認められなくても、やる」の状態に進んで行かないといけない。

それには、精神的な成熟度が求められる。
普通に考えたら、「認めて~」「愛して~」の欲求を手放すという発想にはならないと思う。
どんなに年を重ねても、むしろ、年を重ねるごとに、子どものように、戻っていったり強くなっていったりする。

これをエネルギーヴァンパイアともいう。
自分が上に立つことを快感に思ってたり、持ち上げられる、認めてもらえる、褒めてもらえる、そういう要素があるのなら、エネルギーヴァンパイアになっている可能性はゼロではない。

私自身、ず~っと、褒められたい・認められたい欲求の塊だったような氣がする。
結果、いつも、欠乏感を抱えていた。

思い返すと、母もよく、近所の人と話してばかりで、私がいつも「帰ろう~」ってごねてばかりだった。
「お母さん見て!」とは、言った記憶はないが、「帰ろう~」と言ったことは、何度もあるし、印象に残っているから、それが、私の中のせめてもの承認欲求行為だったんだろうなと思う。

別に起業・事業することだけが、承認欲求を手放すことだとは、限らないです。
性格良くないのに、稼いでいる人って、いませんか?
むしろ、性格良くしている方が、稼げてないという。。

これ、なんとなく不思議だったんです。
性格良くなくても稼げるのは「押しが強いからかな?」なんて、思ってました。

でも、「押しが強いだけ」では、そのうち、「買わされた」感が強くなるはずですから、稼ぎ続けるには、「押し」だけではないはず。

このタイプの分析は、話の流れと違うので、また、別の機会にでも、と思いますが、人格や精神性を高めても、稼げるとは限らないのです。
精神性を高めても、お金にはならない」でも、書きました。

◆褒めて伸ばすとか言うけれど

教育の分野では、「褒めて伸ばす」などという表現はあるけれど、「感情を成果物にしない」を知ってからは、

「褒めて伸ばす」もあり。
でも、バチコーン!と、「それじゃ、まずいだろう!」と𠮟咤激励するのも、アリなんだと思います。

どちらかだけって、良くないのかも。
もちろん、「褒めて伸びる」タイプと、「𠮟咤激励して伸びる」タイプが、算命学上でもありますが、それだけでは、ブレイクスルー(限界突破)しないんだと思います。

あくまでも、伸びやすい、というだけで、それだけしかダメという意味ではないのだと思います。

◆結論「良い人は早く卒業しましょう」

良い人とは、褒められるようなことをした人。
人に、すごいねと認められるようなことをした人。

私のブログ記事は、どうやら、ちょっと辛口なようです。

本当は耳障りの良いことを書いた方が、よっぽど、フォロワー数とか、伸びるのかもしれません。
八方美人の方が、応援されるのかもしれません。

「良い人」でいてくれた方が、人は楽だからです。

でも、それでいた結果、得られるものは案外少ないですよ、というのが、今回の結論です。

特にステージを変えるつもりがあるのなら、今までいた世界と、おさらばするぐらいの強い氣持ちが必要になってくるでしょう。

今の自分に改めて、聞いてみましょう。
「認められたいの?稼ぎたいの?」

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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※文中の代名詞に関する補足
コンサルさん:今年(2023年)からお世話になっている、ビジネスコンサルタント。潜在意識とお金の話に強い。
ボス:コンサルさんのコンサルタントをされている。グループ年商50億円を稼ぐ。
億コーチ:2022年にコーチングコミュニティで、お世話になる。コーチ暦15年以上。単独で億を稼ぐ。
マイコーチ:友人兼コーチ。本業は違うものの、私のわがままで、コーチをしてもらっている。

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つっちー/土坂有加 (心理学出身の傾聴もできる夢かなコーチ)
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