オーダーメイドと波動

あなたは、オーダーメイドで、誰かに何かを作ってもらったことありますか？

私は、当時の友人が「靴作りを学んでいるの」ということで、お願いしたことがあります。
その時の体験や、他の体験を通して、オーダーメイドと波動について、氣づいたことを書いていきたいと思います。

◆頼んでみての氣づき

実際に、頼んでみた結果、100％、自分の満足や要望の通ったものではなかったのです。。

「なんで、靴に合わせないといけないんだろう？」という感想を持ったのです。
どういうことか？
私自身は、ハイヒールは、苦手だったので、ローヒールで、最初、お願いしてたんです。

でも、「フォーマルに使いたいなら、ハイヒールにした方がいい、ハイヒールでも、オーダーメイドなら、疲れない」と言いくるめられてしまったんですね。

結果、確かに、そんなに疲れないだろうけど、パンツスーツとか、ハイヒールに合わせて作ってないし、作らないといけない…

あと、一番の原因は
「履きたい」と思えない、でした。

当時は、まだ波動エネルギーのことをわかってませんでした。

今思うと、作り手のエネルギーに私が、あまり、喜んでなかったのが、非常に大きな原因だった氣がします。

◆作り手の作りたいもの

作り手の作りたいもの、薦めたいもので、物事を進められると、私は、無理なんだなと感じました。

今、掛けているメガネも、自分が選んだのを優先しました。
しかし、一緒に選んでくれた、メガネの専門の人は、のび太ママがするようなメガネを
「つっちーさん、似合うよ！」と薦めてきました。

私は、流石に、似合うと言われても、のび太ママでいたいと思えなかったので、断って意地を通した形で、今の眼鏡を購入したんですね。

なんか、片方の言い分だけで、一致しない時の買い物って、居心地が悪いっていうの？というか、心がザワザワするんだな、って思いました。

◆過去に、メチャメチャ感動した接客

とはいえ、私にも、人生の中で、メチャメチャ感動した接客をしてくれた方がいます。

小さい頃から、洋服は、ファッション業界に勤めていた叔母が一緒に買い物に付き添ってくれていました。
まだ、20代の頃、１つの氣に入ったブランドで、担当者が、あれこれと「これは、どうですか？」といろいろと薦めてくれます。

そのうち、そのブランドの店長さんだと思うのですが、「以前、こんなお洋服買われていましたよね？あの服と、（今回試着した洋服と）組み合わせられると良いと思いますよ～」と声を掛けてきました。

その時に、叔母と二人で、「昔、買った洋服のことまで覚えているとは！？しかも、担当者さえ、そこまで氣が回らないのに！？」とビックリしたものです。もう、その後は、店長さんに「もっと似合うのあります？」と聞いて、店長さんセレクトしたのを、買った記憶があります。

その後、そのブランドの会社が、新ブランドを出すとかで、店長さんもそちらに異動してしまったのですが、１度追いかけてお店まで行ってみたものの、新ブランドの好みが合わなくて、泣く泣く、店長さんとのご縁は切ることになってしまいました。

でも、【相手の買ったものを覚えている】って、私の中ではインパクトが強い出来事でした。
今、お店にある商品を組み合わせて、提案する人はいても、お客様の持っているものと組み合わせての提案はなかなか、なかったこと。

数十年経っても色褪せない、接客でした。

世の中には、「アパレルの接客業は、AIにとって代われる」という方もいますが、私は、普通のレベルの接客業は、そうかもしれないけど、感動を生む接客業は、AIには、無理だろうと思うのです。
むしろ、AIがそこまで来たら、相当凄いとは思いますけどね。。

◆合う合わないの重要性

波動が合う、合わない、氣が合う、合わないって、実はものすごく重要なんだなと言うことが、年と共にわかるようになってきました。

子どもの頃から、氣の合う人が少数派の私。
誰でも彼でも、友達を作るのが多い方ではありません。
アイドルとか歌手、ドラマの話をするよりも、ドラクエとかファイナルファンタジーなどのゲームの話をする方が好きなマニアックな子どもでした。

そうはいっても、いろんな人と知り合うことも、大人になってからは増えていき、人によっては「紹介業やった方がいいんじゃないですか？」と言ってもらえることも。

でも、本当に「人が好き」と言う人は、それこそ、千人、１万人近くの人と出会うのが平氣なんだなぁと思います。

毎日のように、新規の人と出会うことが得意な人がいるのも、知っています。
私は、どちらかというと、ウェルスダイナミクスで言うところの【効率性タイプ】内向的なので、興味があるのは、「人」よりも「情報」だったりします。

まぁ、人と情報は結び付いている可能性もあるから、新しい情報を得ようとして、新しい人に出会うということは、紐づいているとは思いますが。

波動が合う人とは、話していても、氣持ちがいいものです。
むしろ、「他の人と、こんな話はできないよね？」というレベルの内容を話せたりすると、共感・共鳴度合いが半端ないですね。

それだけで、自分のハートが喜んで、キュンキュンしてしまうと思います。

◆今後、オーダーメイドや個人商店が増えるか？

今の世の中は、数十年前から【大手】が非常に大きくなってきました。
私が小さかった頃にあった、八百屋さん・魚屋さん・肉屋さんが、無くなって、全部スーパーかファストフード店になっていきました。

ある意味、個人商店が、潰された時代だったかもしれません。

大手スーパーには、氣楽さは、あります。
というのも、昔、母が、「八百屋さん、魚屋さん、肉屋さん」の３店舗が入っているところで買い物をするときに、【肉屋さんは氣に入っているけど、買わない八百屋さんの前を通るのは・・・】と、商店を避けて、スーパーで買い物をするようになってしまったからです。

子どもの私からすると、「自意識過剰じゃない？」となるところですが、親の時代の意識では、まだ「他人から見られる自分」が氣になる頃だったのでしょう。

自分の【したい】よりも、他人から【どう見られるか？】が価値観として上位に来ていたのでしょう。。結局、個人商店の３店舗がお店を畳んでしまって、ファストフード店になったという経緯があった氣がします。
母親一人の行動が、閉店に追い込んだとは思いませんが、個の繋がりのしがらみのマイナス面が、そのような形となってしまったということでしょう。

今は、自分の【自己実現】というキーワードが、上がり始めている時代。
個人で活動する人が少しずつ増えては、いるようです。

でも、昔は、良い立地は、地主が商売をしていた氣がしますが、今は、大手に買い取られてしまっているところが多いのではないでしょうか？
始めるにしても、立地では、いきなりは、勝負できません。

そうなると、あとは、どれだけ、商品に、良いエネルギーを込めるか？ということ。
私の言い方をするなら、【良い波動】を保つこと、が重要になってきます。

どんな商品を作るか？というよりも、【良い波動を保てるか？】ということが、商売の肝になりそうな氣がします。

昔の言葉を借りるなら【手間暇を惜しまないこと】でもあります。
もう、効率性でいったら、大手には負けます。
手間暇を惜しまないこと⇒料金勝負はできません。

大手よりも、安くなんて、してたら、潰れてしまいます。
でも、そこをわからない人、自信がない人は、料金を安く設定しすぎて、続けられなくて撤退・・・

なので、今後は、買う側も【波動代】と思って、大手より上乗せ料金を払うつもりで、買い物上手にならないと、オーダーメイドや個人商店の生き残りは、相変わらず厳しいのかな？と思います。
買う側も、「旦那道」じゃないけど、粋の良いお金の使い方をしたいものです。

しかし、自分で書きながら【波動代】とは、良い単語を思いついたなと、思ってしまいます。

◆「モノを作る＝商品を作る」ではない

この辺りは、自論になってしまうのですが、「モノを作りたいんです」という人は多いです。

でも、それが、「商品になるか？」というと、私は、警鐘を鳴らします。

【商品】というのは、あくまでも「困っている人を助ける（喜ばせる）サービス」だと思っています。

ビジネスコンサルをさせていただく時にも、「相手のお困りごとをリサーチ（ヒアリング）してください」と話すこともあります。

ここを知らない人が、非常に多いんですね。
それこそ、「作り手の作りたいもの」になってしまうと、買ってもらった後にも、棚にしまわれている悲しいことになっているかもしれません。
私のオーダーメイド体験と同じことを、させているかもしれません。

「モノを作る」とは、作り手と買い手の両方が喜ぶものであるべきなんです。
一番、商売としての根本を、忘れ去られるような、大手サービスが増えてしまったからこそ、基本的なことを、伝えて行けたら良いなと思っています。

これから、副業・起業したい人が増える時代だと思います。
でも、いつの時代も、大事なことや、基本はそんなに大きくは変わらないと思います。
そういった本質が、伝われば良いなと思っています。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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