ハンドメイド作家という呼び名について
こんにちは。
HAPPY CAKE JEWELS(ハッピーケイクジュエルズ)というブランド名でアクセサリーづくりをしているcakeと申します。
2009年に始めたので、10年やっていることになります。タイトルのハンドメイド作家という呼び名について、始めたころからの道のりを振り返りながら思うことを書いてみたいと思います。
名古屋の印刷会社でwebデザイナーとして働いていたときに、大阪の雑貨屋さんで、自分でつくったアクセサリーを展示販売されている方のアクセサリーを購入しました。私はそのときに体が稲妻に打たれたような感覚になったのを覚えているのですが、それは
自分でつくったアクセサリーを自分で売っている!しかもめちゃめちゃ可愛い雑貨屋さんで!私もこんなんしたい!
でした。それ以前からビーズでアクセサリーをつくったり、趣味で銀粘土アクセサリーづくりを習ったりしていたのでそれで収入を得られるなんて!と衝撃だったのだと思います。
当時まだ日本にはcreemaやminneなどのハンドメイド専門のマーケットプレイスはなく、私が一番最初に販売したのはetsyというアメリカのcreeハンドメイドマーケットプレイスでした。
ありがたいことに初めてすぐ、その衝撃を受けた雑貨屋さんに作品の写真を見せてアタックしたら、そのあとすぐに、その雑貨屋さんで個展をさせていただくことになって、百貨店イベントで出品させて頂いたりといろいろな機会を得て、今に至ります。
当初からハンドメイド作家という呼び方を耳にするようになったのですが、その響きの違和感もさることながら、私自身は自分のことをハンドメイド作家と思ったことがありません。どちらかというとデザイナーのつもりで、名刺にもデザイナーと書いています。
なぜかというと、私自身は自分の手で作った作品か否かについてそこまでこだわっていないからだと思います。求めてくださる方の数に合わせて、自分が作れる範囲ならそうすればいいし、たくさん求める人がいて、自分だけで間に合わないのなら、つくるのは他の人にやってもらってもらいたいと思っているし、そうなりたいという気持ちも少なからずあります。
実際に、ここ数年で自分は原型をつくり、ゴム型づくりから鋳造やメッキなどその道の職人さんに製作を依頼する作り方に変わってきました。
あと、案外みんなが量産品で機械でつくっていると思っているものも製造工程をみてみると、人間の手仕事で行われているものが多いのも事実だと思います。
ハンドメイドということばの指す意味について考えだすとわからなくなってくるというのが正直なところです。
最近は自分はアクセサリーブランドを作っているデザイナーなのだと考えるとしっくりくるようになってきました。
最後どうまとめたらいいかわからなくなってしまいましたので、これで終わります。
チキンなので、もしかしたら消すかもしれません。
あ、ここまで読んでいただいて、一体どんなもの作っているの?と思ってくださった方...
こちらのショップご覧いただけましたらこれ幸いでございます。
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