聖夜のマリアのつぶやき

一八三〇年に（パリの修道院で）わたしを見て
わたしの言葉を聞いたしもべは
真実を伝えています

わたしは哀しむし
涙することも
怒ることも
苛立つこと
悔やむことさえあります

わたしは二度と
彼らの前に現れないでしょう

祈りの言葉を知らなくてもよい
神を信じなくてもよい
わたしはあなたの願いを
かなえます

一粒の真の(不思議の)メダイさえ
あればよいのです

偽りのメダイは
世に溢れています
惑わされてはいけません

真実を隠そうとしている
ものがいます

事実を曲げようとする
ひとがいます

わたしは
誰にでも
多くの恵みを与えると約束しました

素直に
神を見つめ
純に
神を考え
真摯に
神の心を知ろうとしない限り
あなたがたには
その真実が理解できないでしょう

神の子として育てたのはわたしです
わたしが哀しまなかったと思うのですか

わたしも母なのですから
あまりの悲しみに
わたしの思いが残っています

あの子の願いは
わたしの心にあります

神の真の姿は
あなたがたには見えないし
その言葉を聞くこともできません

神はあなたがたに
悪魔も地獄も
用意したことはありません

すべては
あなたがたの心が生み出したこと
罰する気もないのです

それを言うものがいれば
彼はうそをついています

ひとは弱く
ひとはもろい
だからベストを尽くしなさい
心に悔いを残さないために
あなたは必ず救われるでしょう