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将来の方向性2024冬Ver.

定年を過ぎた父親が来年度転職するらしく、
現職場にいろいろ思うところがあったり、次の職場に不安があったりするらしいです。まあ、立つ鳥跡を濁さずだと格好良いのになと心の中で思いつつ、定年過ぎてるのにバリバリ現役感があり、転職までして、尊敬します。


公立教員の私は4、5年で異動があるので定期的に職場が変わります。
「合う」「合わない」はあると思います。
私の初任校はThe部活動!の学校で合いませんでした。私自身は運動コンプレックスなのに、全国レベルの運動部の顧問になり、明らかに「合わない」状況でした。
自分にできることは、活動を見守ることだけ。
かなり辛い日々でした。
大人たちはなかなか理解してもらえませんでしたが、子供たちは見守るだけの私を嫌わずに慕ってくれていました。

同時に、社会科もできなくなり、特別支援学級担当になりました。
当然「合わない」状況です。
でも、そこで少人数の子どもに向きあう経験ができました。年間で2、3人だけと向き合うのは貴重な経験でした。
教科書も使えないのでカリキュラムは開発しました。
教室が廊下から見えないようにするためカーテンをミシンで作ったり、ハサミを使えるようにするためペーパークラフトに挑戦したり。

今思えば探究だったなーって思います。
今担当したら、子供たちのやりたいことに寄り添って、もっといろいろできそうです。
勉強内容も全部決めさせたらよかったなーって今なら思います。

「合わない」学校だったけど、
初任校は辛い思い出しかなかったけど、
最近初めて担任したクラスの教え子から連絡がきてとても嬉しい気持ちでいっぱいです。
自分は辛かったし、何もできなかったけど、
私の拙い授業を聞いて社会科の先生になった教え子や、3年間持ち上がれなかったのに自分のことを覚えていてくれる教え子がいて、
あの頃の自分自身も、頑張っていたと認めてもいいかなと思うようになりました。
でないと、未だに自分のことを慕ってくれている教え子に失礼です。

話を戻して、将来の方向性ですが、
今のところは私は公立の教員としてもがき続けようと思います。


一時期は辞めて塾のような形でフリースクールを開くか、県外の学校に転職するか、教育はやめてフリーランスもいいな、なんて考えていましたが、
やはり解決しなければならない課題は公立学校にあります。

どんな形で行動してもきっと何かを変えることができると思います。

ただ、一番変えるのが大変で、変われば大きく変わるのが公立学校だと思います。
次異動した学校が自分に合わなかったとしても、
めげずにもがき続けようと思います。
やりたいことは大きいので、そのぐらい乗り越えられなかったら、成し遂げられません。


現在の職場も自分に合っているかどうか分かりません。特に2学期の業務量が多く、なかなか辛いです。
でも、自分のこれまでの経験を活かせる場ではあります。


将来的に学年主任とか管理職とか教育委員会 にも今は興味があります。前は全くありませんでしたが、Well-beingでいられる職場をつくるために、やはり役職につくのが近道だと考えます。
今は周りの素敵な先輩方から学び、ひたすら実績を積むときです。


まだまだ、ではありますが、そろそろ自分のことだけに精一杯な状況から抜け出して、
学年のために、学校のために何かできる、
「余裕」をもった仕事の仕方ができるようになりたいです。

できれば家庭も持ちたいのですが笑
今はとにかく教育関係の学びが楽しいので、
今日もまた学びにでかけてきます!

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