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トラウマとの戦い〜それでも私は強くなりたい〜

前回の記事を読んでくださりありがとうございました!

基本的には強く、明るく、前向きに生きていますが、


大事な行事をかかえているのに直前に体調不良となり、メンタルが落ちてしまいました。今思えばその大きな要因のひとつが過去のトラウマでした。

落ちてしまうのは仕方がないので、また上がっていくしかないです。本当は強く、逞しく、動じない自分の姿を見せたいと思っていたのですが、見せたいと思っていた時点で駄目だと思ってます。一切気にしないようになりたいです。


ずっと読んでくださる方がもしいれば、なんとなく状況を察していただけるかもしれませんが、


最初は、結局人間関係が壊れてしまった相手を心から救いたかったから、救えなかったから、まずは、自分が強くならなきゃと思いました。

強くなるために、心理学の勉強を始めたり、オンラインや対面のセミナーに参加するようになりました。
そんな中で、特に教員が仕事につぶされてしまったり、鬱になってしまったり、休まざるを得ない状況になったりしない世の中を作りたいと心から願うようになりました。


同じような志をもっていて、その夢に近づけるような出会いも沢山ありました。
同じ地域の他校種の教員、全国の同じ思いをもつ教員、有名な教育実践者の方、フリースクールを運営する方、教育に関わってくださる企業の方々。それから、教育外でもネイルやファッションに関わるメンタルが強い女性の方々にも出会い、沢山パワーをいただきました。


この一年で多くの人たちと出会い、子供たちや大人との関わり方も変わり、私自身大きく成長しました。職場環境の愚痴ばかりをいっていた以前よりも遥かに明るく前向きに生きています。


ただ、それで救いたかった人を直接救えるわけではありません。それに関してはもう遅いです。もう1,2年早く私が今の私でいられたら状況が違っていたかもしれないと思わないでもないです。それだけ私の考え方が、行動が変わってきているので、自分が頑張れば頑張るほど、やり場のない虚しさがでてきています。
いずれにせよ、助けることはできなくて、自分の力で立つ必要があります。そのサポートが、今ならできたかなと思わなくもないです。
助けなきゃ、助けなきゃと思いすぎて空回りしていました。


今の私の姿は、今苦しんでいる人は見たくないのかもしれません。私もかつては同じように仕事に押しつぶされていて悩んでいたけど、私なりに仕事をセーブして、仕事もやりたいことも楽しんでいる。そんな私の姿を見ることで逆に相手を傷つけているようにも思います。だから関わりたくないんだと。
私ならできたよ!と見せつけているようで。
今だともう遅いけど、確かにできるということは伝えたかったのかもしれません。


私の過度な頑張りを不快に思っている気がします。
傍から見たら、私は仕事に潰されないぞと見せつけている感じや、職場内で学べないから外に出ている、とか孤独でも頑張れている!と意地になっているようにも見えそうです。
おそらく今の現状に不満をもっている人にはそううつりそうです。


でもそんな私を慕ってくれている人や認めてくれている人もちゃんといます。
常に前向きに毎日を楽しんでいてポジティブな方々や、未来ある若者たちです。
不満ばかり言っている人といると、私もそんな人間になってしまいます。ネガティブは簡単にうつります。ポジティブ方面に引き込めるほど私はまだ強くないから、できるだけポジティブな人に出会い一緒に過ごす時間を長くしようと思っています。


人間関係が壊れてしまった相手を直接助けることはもうできないし、人間関係の修復も何度か試みて失敗しているので不可能だと思います。
でも、これから同じように特に教員という仕事に飲み込まれてしまって、辞めたり休んだりする人が一人でも多くでないように、


もし今後また身近にいたら、今度は救えるように、心理学や助けになる方法を勉強したいです。
今度は相手の悩みや辛さにのまれてしまわないように、もっともっと強くなりたいと思います。

その相手は友人かもしれないし、後輩かもしれないし、こどもかもしれないし、自分自身の可能性もあると思います。
助けられなかった自分をずっと悔やんで、恨んですらいましたが、今すぐはまだ助けられませんが、いつの日か、ちょっとでも助けられる自分になりたいです。

今はまだ分からないけど、トラウマ的できごとがあり、変わったからこそ、自分の行動や出会う人たちが変わりました。勤務先にはいなくても、ひろいめでみたら仲間が沢山いることに気づきました。教員ではなくても、世の中を変えていこうと考える人はたくさんいます。
勤務先がすべてではないですし、そこでできることは必ずあるから環境のせいにしてはいけないと実感しました。


短期的に考えると虚しさはあるけるど、10年後に振り返ると、ここが転機だったなときっと思うはずです。


この一年、大きな声を出すことはほとんどありませんでした。もちろん3年間で積み上げてきた信頼関係がすべてですが、子供たちの私に対する印象が明らかに変わったんじゃないかと思います。

というけで、まだまだ頑張りがむなしくなってしまうこともあるけれど、自分のために、そして未来ある若い人たちの助けになるように、最終的には子供たちのために、引き続きがんばります。


noteを読んでくださっている皆様、いつも本当に心強いです。今後とも応援よろしくお願いします。

また、一緒にもがいている先生方、今後も無理せずやっていきましょう!



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