私が入院中の子供達
私が、ガンで入院している間、子供達は、養父母の家に預かってもらいました。
そこには、私が短大に入り東京に行く時に、養父母の家にお手伝いさんとして来た、私より5才くらい年上の女性が働いていました。その人は、とても子煩悩で、自分のたくさんいる兄弟の結婚が波乱みたいで、自分は結婚はせず、養父母の家のお手伝いさんとして、養父母の最後まで見取りたい、と言ってたそうです。
その人は、私が養母や偽弟に虐められていたことは、知りませんでした。
子煩悩で私の子供達も可愛がってくれたお手伝いさんが、その時は住み込みで居てくれたので、ちょっと安心して預けられました。
でも、次男が大人になって打ち明けたのですが、養母は、3才の次男に恐怖を与えるような虐めをしていたそうです。長男も、大人になってから、次男が可哀想だったと私に打ち明けました。
6才の私でも、養母の虐めは怖かったのに、親から離れて泣いていた3才の次男は、どんなに怖かったことか、、
私は、入院前に、養父母の家の近くの保育園に、5才の長男と3才の次男を入れる段取りをして、2人は一旦、慣れた幼稚園を離れました。
まだ乳飲み子だった1才の三男は、お手伝いさんが一日中おんぶをして仕事をしていたそうです。
夜は、そのお手伝いさんが養父母の家の2階の客間で、子供達と添い寝をしてくれたそうです。
昼間は頑張っていた長男ですが、毎晩夜泣きをしたと、かなり後になってから、お手伝いさんから聞きました。子供達3人とも、ほんとに頑張ってくれました。
今書いてても、涙が出て来ました。
私、生きてて良かったー!!
子供達、頑張ってくれて、ありがとう!!!