真逆なふたり④ 決着のとき
それは、9月のおわり。
「これにしよっか。」と夫が言った。
「うん!!!!」
このときを、待っていたんだ、わたしは!
前回のお話しはこちらです↓
③を書いた後、
あれからも、毎週末車を見にでかけて、
お互いに、調べたことを情報交換し
徐々に着地点が見えはじめてきた。
と、その時!!また夫が、
「今回は、今の車で車検通して、また、1、2年後に、中古車増えると思うし、買ってもいいしな。」
と言ってきた。
(欲しい車種は、2年くらい前に発売されて、出回っている中古車の数が少ないそう。)
進んだと思ったら、また、逆戻りなのか!!
一番、わたしが耐えられないやつだ。。
また、夫に言いそうになったが、
なんとか気持ちを押さえ込んだ。
喧嘩がしたいわけではない、
攻める言葉を言って、
傷つけたい訳ではない。
平和にいたいのだ。
でも、このままやっと進んだものが、
また振り出しに戻るのも本意ではない。
ここは、冷静に言葉を選んで、
LINEで伝えることにした。
「決断しないのは、ラクだし、リスクもないけど、ある程度調べが進んだら、どこかで決断しないと、人生何も進まないと思います。あくまで、私の感覚なので押し付けはしたくないですが。」
と、入れたら、
タイミングは今だと思っている、という
内容の返事が返ってきた。
え?そうなの?
夫の言葉に振り回されている、、
というより、
勝手に自分で振り回っているのか、
わたしは。。
よく分からないけど、
逆戻りしないでほっとした。
そんなことがありながら、
最終、中古車屋さんが持っている
新車を購入することができた。
新車だけど、
安く、早く手に入れることができた。
時期にもよると思うけど、
新車は、注文してから
数ヶ月~1年以上
待たなくてはいけないときもある。
結果、即決しなくてよかった。
なぜ、即決できないの?と
夫に言ってしまったときの話です↓
夫には、
「あの時、即決しないでよかった。その節は、すみませんでした。」
と謝ったら、
少し笑って、何も言われなかった。
わたしは、問題を早く解決したくなる。
保留とか、耐えられなくて、
1ミリでも、進みたいと思ってしまう。
未解決問題があると、
心と身体のエネルギー消費が
多い気がするんだ。
スマホのアプリが裏で動いていて
大量の電力消費しているみたいなかんじ。
実際、この1ヶ月くらいは
進んだり、戻ったり、で
ちょっとストレスだった。
だから、すぐ決めてしまいたくなる。
もちろん、目の前のものがいいと
思えるのは前提だけど。
選択を迫られるシーンは、
大小問わず、日々、次々とくる。
それを、どんどん、さばきたくなるのだ。
でも、今回は、大きな買い物。
夫が、冷静に決めてくれてよかった。
今さらだけど、
丁寧な決断ができるように、
時には、待てるような大人になりたいと、
思った。
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いろいろありましたが、
無事、真逆なふたりでも、
最終、どちからかが我慢することなく、
納得いく状態で、契約まで漕ぎ着けました。
そして、諸々の手続きが終わり、
今週末、車を迎えにいく予定です。