ほっと一筆「天津飯の餡と中身」

2023.2.18

天津飯の餡掛けといえば出汁の味。
でも東京で初めて餃子の王将に行って天津飯を頼んだとき、甘酢餡でびっくりしたことがある。


もちろん甘酢は甘酢で美味しいのだけど、求めていた天津飯とは違ってしまって、食べ勧めながら「なんか違う…」を繰り返していた。


関西に戻ってきて、大阪王将さんで天津飯を頼もうとすると出汁の餡があって、これまた安心したのを覚えている。

お店によるのかもしれないけど、わたしの中で天津飯の餡は出汁の味であってほしいし、食べたいときはそれを求めているというのが固定されている。


無性に食べたくなったとき、王将さんのページを見てしまうのだけど、天津炒飯なるものを見つけたときは「なんてギルティーな…!」と思わず釘付けだった。


絶対美味しいに決まってるじゃん!
(実際に美味しい)


餡掛けチャーハンが美味しいのに、さらに玉子がかかったら、もう、めちゃくちゃ美味しいものでしかない。


そしてやっぱりこの餡掛けも出汁の味であることが重要だ。
チャーハンの味を邪魔しない。


天津飯が甘酢餡でわたしがいちばん戸惑うのは、甘酢餡で中の白飯を食べ進めなければならないことだ。


具がないから、白飯を合わせて食べるなら出汁の餡かけがちょうどよく食べられると個人的には思っている。玉子とのバランスを計算しながら食べていくのも、また一興。


その一方で、天津炒飯のすごいところは、先に玉子を食べてしまったとしてもチャーハンだからそのまま気にせず食べられることだ。


なんなら餡掛けチャーハンとしても食べられるから、一粒で2度も3度もおいしい。


超優秀ではないか。


許されるなら2日に1回、天津炒飯を食べたいくらい。


オムライスの中身はケチャップライスがいいかバターライスがいいか、みたいな論争もあると思うけど、天津炒飯はひとつのジャンルとして確立しているから天津飯とは別に食べたくなるものという認識だ。


そんな話をしながら、今日のお昼はお寿司の予定。笑


隙を見てまた天津炒飯チャレンジをできたらいいなぁと思う。


本日も明るく、ハッピーにいきましょう!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?