ダイエットが成功しない理由
やる気はあるのにダイエットが成功しないのはなぜでしょう?
今回は「食べる誘惑に勝てない」について考えてみます。
先に言うと、これは根性の問題ではありません。
食べ過ぎることが太ることにつながっていると感じている。
食べることを制限することでやせたい。
でも、食べる誘惑に勝てずいつも失敗してしまう。
いつものパターンから卒業するために「食べるまいと思っているのに食べてしまう」のはなぜか?を考えてみましょう。
この場合、普段から食べることが気分転換や不満解消の手段になっています。
習慣化しているその手段を封じてしまうとどうなりますか?
ストレスはたまる一方ですね。
脳は、きっと食べることに意識を向けさせるでしょう。
ストレスに傾いていくこころのバランスをとるためです。
そうなると食べたい欲はますます強まっていきます。
この後の展開はもうご存じですね。
イライラしながら我慢するとかえって体を痛めます。
情けない気持ち、悔しい気持ちを感じる必要はありません。
自分を否定する理由などひとつも要らないのです。
それよりもなぜ食べようとするのか考えてみましょう。
食べたいと思うとき、本当にお腹は空いているでしょうか。
その空腹感は本物でしょうか。
なんとなく気分転換したいのではありませんか?
自分のこころに聞いてみましょう。
なぜ気分を変えたいのだろう。
何か不足に感じているのだろうか。
意識の光を当ててみる。
自分の気持ちに少し気づく。
見つけた自分を優しい気持ちで認める。
見つけた自分を優しい気持ちで受け入れる。
自分を大切にすることにつながる。
少しずつ不満は減り、気分転換は以前ほど必要なくなります。
今までは、結果として太った体をどう痩せさせるか?を考えてきました。
これからは、結果を変えるためにより根本的な要因を変えることも考えてみましょう。
カギはいつも自分のこころにあります。
もう一度おさらいしましょう。
食べ方を見つめることで自分の気持ちが感じられるようになっていきます。
食べることの意味や目的を考えることで食べ方が変わっていきます。
食べ方が変わっていくと、食べすぎることはなくなっていきます。
どうぞ自分を大切にしてくださいね。