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定年オヤジの下手の横好き趣味日記 #274 認知症予防:補聴器
定年後に大事な4K(関係、健康、小遣い、興味)の中で、今回は関係・健康・興味に関する時間の使い方について紹介します。
難聴
以前の note で「加齢性難聴」について書きましたが(note #128)、耳が聞こえなくなると認知症のリスクが高まるとの調査結果が出ています。
医学会で最高ランクの権威がある科学雑誌「Lancet:ランセット」に掲載された研究報告では、「認知症」の発症リスクを高める要因として、教育不足、喫煙、肥満、運動不足、社会的接触の不足などを抑えて「難聴」がトップに挙げられていました。
世界各国のデータを解析した結果ですので、教育不足などは日本には当てはまらないかもしれませんが、難聴は、喫煙、肥満、運動不足以上に注意が必要です。
健康診断で聴力検査が行われますが、加齢と共に聴力は衰えていきます。
高音のモスキート音が聞こえずらくなるのが最初でしょうか。
聞こえずらくなると、人と話すのを避けるようになり、結局人との接触が減り、外出すらしなくなると言われています。
聞こえにくくなったら、恥ずかしいなどと思わず「補聴器」の使用を検討しましょう。
最近の補聴器は小さくなっていて目立ちません。
テレビの音が大きいと家族に言われるようになったら、一度耳鼻科を受診してみましょう。