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悪い習慣がやめられない止まらない

やることがあるのにスマホを見てしまう。

寝る前についついお酒を飲んでしまう。

仕事帰りにどうしても甘いものを買ってきてしまう。

人によっていろいろな習慣があると思います。もちろん全てが悪い習慣だというわけではないですが、

それをやったことによって後から後悔や反省に繋がるものであればそれは悪い習慣と言えると思います。

僕も、お酒がなかなかやめられなかったり、寝る前にスマホを見てしまって夜更かしをしてしまったり、やらなければならないことを後回しにしてしまったり悪い習慣だなと思うことがたくさんあります。

わかっていてもやめたいけどやめられない。こんな状態ではどうしたらいいのだろうか、いろいろ調べて考えてみました。

やめられない習慣というのはつまりハマっている状態

やめられない状態というのはいわゆるハマっている状態と同じのようです。

ゲームにハマっているのと同じ状態。

悪いという習慣がやめたいのにやめられないのはハマっているからで、その根本的な理由のところを解決していかないとやめるのは苦痛になるそうです。

報酬があるからハマる

じゃあなんでハマってしまうのかなんですけど、その行動によって報酬が発生するからなんだそうです。

報酬って何かということなんですけど、何かしらのメリットですね。

お酒を飲むことで嫌な気持ちから解放される、楽しい気持ちになる、忘れられる、入眠しやすい。

寝る前にスマホを見ることで、寂しさを凌げる、楽しい、不安から抜け出せる。

報酬の受け取り方は個人差がありますが、習慣には何かしらの報酬があり、原因があります。

仕事が辛い、眠れないという原因があり、気分をよくする、眠りやすくする報酬を得るためにお酒を使っている。こういった構造でハマるが発生して、悪い習慣となりやめられない状態になる。

また、原始的には生き伸びるだけで報酬が発生します。

人間には生存するという目的があるので、辛い経験をお酒を使って乗り越えて生き延びる。虐められても引きこもることで生き延びる。会社が辛くなってうつ病になって休職して生き延びる。

だからやめたいけどやめられない状態になるんだと納得しました。

結構多いハマっているという状態

お酒や夜更かしのようなわかりやすいもの以外にも、ハマってしまっている行動というのはたくさんあったりします。

人に迷惑をかけるような習慣もそうです。例えばストーカーとかDVのようなものも、ある意味それにハマってしまっている状態なんです。

彼女がいうことを聞いてくれないけどDVをすることで従わせることができる。これは根本的に相手を支配したいという目的があって、それをDVによって解決している状態なんだそうです。

この場合は、相手を支配したいという目的に何かしら過去の原因があったりするそうです。例えば子供の頃に母親に愛されなかったとか思い通りにさせてもらえなかったとか。

ハマっている状態になってしまうと、よしやめようとしても脊椎反射的にその行動をとってしまう状態なので、相当な覚悟がないとやめられません。

じゃあそんな状態になったらどうしたらいいのか、僕が調べた本ではこのように書いてありました。

悪い習慣のやめ方

実際に医療現場でも用いられているもので、条件反射制御法というものです。

ここについては信じられないな。と感じる方は読み飛ばしていただければと思います。

結論から言うと、自分がやめたい習慣に対して、

「私は今、○○をしなくても、大丈夫」とジェスチャーを入れながら、1日に20回(30分以上間隔を開ける)言うんだそうです。

ジェスチャーは、"私は今"で自分の胸に手を当て、"○○をしなくても"で自分の胸の前でグッドの手をして、"大丈夫"で親指を手の中に入れる動作をします。

え?これだけ?という感じですが、実際にはこれで多くのストーカーやDVの患者がそれをやめることができたそうです。

これは原理を知らなくても効果があるそうなので、先に結論を書きましたが、原理としては、

私は今、○○をしなくても、と言うことで連想が起こり自分の中の反射を引き出すそうです、そしてそれを実際にはやらないことで、報酬が発生しない状態を作ることができます。

加えて、大丈夫と言う言葉は人間が安心を感じやすい言葉なんだそうで、合わせて親指を手の中に入れる動作で、その大丈夫という意味をより強くしているんだとか。

こうすることで、その悪い習慣と報酬が紐づかなくなり、ハマると言う状態を解消させていくことが出来るそうです。

効果は速攻性があるわけでは無く、1週間ほど時間をかけて徐々にハマりが外れていく人が多いそうです。

僕も、お酒がやめられない、完璧主義がやめられない、不安になってしまう、人から嫌われたくない、緊張してしまう、などなどたくさんの直したい習慣があったので、手当たり次第気づいた時に唱えるようにしていたら、

プラシーボ効果もあるかもしれませんが、実際に緩和されました。

わかりやすいところでお酒を毎日飲んでいたのが、今は飲みたい時だけ週に1、2回にまで減りました。まぁ僕が素直すぎるのかもしれませんが笑


今回は悪い習慣について書きましたが、最後に書いた条件反射制御法というのは少し怪しいと言うか、素直には信じられないな。と思う方も多いかと思います。

僕も自分で書きながら、変なこといってる気がすると思いましたし笑

とはいえ、その前段の人間が悪い習慣にはまる原理のところを理解しておくと、悪い習慣をいい習慣にしていくために助けになると思います。

例えば、お酒を飲むことで眠りたいのであれば、昼間に運動をするとか、早起きをするとか、夜にスマホを見ないとか、別の対処策を講じることができます。

このような原因に対して対応していくことで、あ、これやんなくても大丈夫だわという気持ちになれることが重要だと思っています。

仮に対処策が取れなくても、僕は今、この目的のためにこの悪い習慣を続けている。と理解しておくだけでも自分に対する反省や後悔がなくなるんじゃないかなと思います。

寂しいからYoutubeを見たんだ。だからOK!

寝れないからお酒を飲んだんだ。だからOK!

これだけでスッと軽くなると思います。

この記事が誰かの役に立ちますように。

それではまた明日!


★今回参考にさせていただいた書籍


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