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こんなふうに働けたら幸せだと思ったのだ

ありがとう

思いがけず前回のnoteを見てもらえて嬉しい
よう です。

こんばんは

noteを書こうと開いたら、本の感想を書いてみましょう。とあったので
なんの本の感想がいいかな
好きな本、いつも手元に置いておきたい本はいくつかあるけれど。

今日は、
「常識のない喫茶店」 僕のマリ 著

「働いている人が嫌な気持ちになる人はお客様ではない」

常識のない喫茶店 プロローグより 

徹底的に働く人を守り大切にすること


その喫茶店は、常識はないが良識はある

私が花屋勤めの時も、その前の職場の時も
いろんなお客様、利用者がいて
なにかことがあった時に
逆ギレして怒鳴り散らす人
大きな物音を立てて出入りする人
癖の強い人
いろいろな方おりました。

どんなふうに対処したかというと、ひたすら謝る 我慢して耐えるでした。

そして、お客様対応の後、また上司に報告し叱られる。何よりこの時間が苦しくて辛くて。

全て終わった後は「嫌な気持ち」を通り越して虚無感でいっぱいでした。

働く人を守り大切にしない場所にいて、心をこわすくらいなら

逃げていい

自分を大切にしよう

逃避行先で出会った場所


仕事も人間関係も想像力と思いやり

とにかくこの店で働くには「やさしさ」と「思いやり」が必要で、仕事ができなくても構わないと言われた時は衝撃だった。道徳の授業を思い出す。「やさしさ」や「思いやり」という目に見えないもので人の価値を測るのは難しい。しかしそれなくしては仕事は成り立たない、楽しくやらなくちゃ意味がないというのがマスターの持論だった。

常識のない喫茶店 不惑の喫茶より

「こんなにできない(仕事が)とは思わなかった」「遅い!もっと早くできないの?」

花屋に転職してすぐの頃から繰り返し言われた言葉です。
お客様の前でも。お客様のちょっと居心地悪そうな表情、今でも忘れられません。

掃除、接客、レジ打ち、電話対応、配達、水揚げ、水替え、花出し、ECサイト注文の対応、宅配出しの準備etc

毎日新しいことを覚え、メモ帳はすぐいっぱいに。覚えきれないので何度も繰り返し書きました。

それでも、お客様に「優しそうな人が入ってくれて良かった。」「声がかけやすくて嬉しい。」と言われると嬉しくて。頑張ろう。と思えたのです。


だから…常識のない喫茶店のマスターのような上司だったら、もう少し頑張れたかな。

本音をぶつけても受け入れてもらえて、恋話をしたり、鼻歌を歌いながら働きたい。

相手を思うやさしさも思いやりも
どれだけ相手の心、気持ちを想像するかどうか

こんなふうにされたら嬉しいかな、これは嫌かな。想像して行動する。
のんびり屋さんだと言われる所以かもしれないけれど、私は想像力を大切にしていきたいのです。


書くこと

著者の僕のマリさんがこの喫茶店で働いているうちにエッセイを書くことで前の仕事で負っていた傷を癒やし、前に進んだように

私も前に進むために、書こうと思ったのです。

読んでくださってありがとうございました。

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