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趣味の合わないふたり


あっさりと豆乳鍋が食べたくて材料を買って帰ってきた

夕飯の支度を始めようとしたら、今日は何にもしてないから俺が作るよ(仕事休みだった人)
と夫が申し出てきたのでお願いした

この時点で嫌な予感はした

夫はなんでもキムチ味にしてしまう
案の定、豆乳鍋の素にキムチの素を入れていいか聞いてきた
今日は聞いてきただけよしとしよう
「やだー。今日は辛くないのを食べたいです。」
と答えた

歳の差夫婦な私たち
年下の妻に対して、たぶん優しいほうの夫(たぶんね)だけど、結婚当初はこんなふうに「嫌」なことを嫌とは言えなかった
私がたぶん、従順だった 
幼かったんだと思う
そして、わりと自分が我慢すればいいか。という思考が強い
それは今でも、対他人との接し方に出てしまうけど、夫に対しては素がだせるようになった
ここに来るまで20年

時の流れって素晴らしい

それだけ、私も強く(図々しく?)なったのと
途中から本領発揮して自由に飛び回る嫁に夫も耐性(諦め?)が付いたのだろう
よっぽどじゃなければ自由にしてくれる
が、それに甘えて自由にしすぎていたら、さびしいです。と訴えられたので…
夫婦の距離って難しい

趣味の合わないふたり

夫の趣味は、釣りと日曜大工
私の趣味は、読書と旅行とガーデニング
ほぼ被らない
日曜大工とガーデニングが若干被るけど、ほぼ休日は釣りに行くのですれ違い
旅行もひとりもしくは女友達と行きたい私

まあ、きっと
多少合わないから長続きしてるのかもしれないとも思うのです

夫婦ふたりになって、時々子どものいなかった新婚の頃ってどう過ごしていたんだっけ?とふたりで振り返りながら台所に立つ

時には一緒に餃子を包んだり

彼が釣ってきた魚のムニエルを作り、私がスープを作ったりと分担したり

ひとりで台所に籠りたい時もあるのでその時は伝えて、そうじゃない時はふたりで台所にたつ

トップ画の写真は、夫の作った小屋と私のリースの共演 花の会に来てくれるみんなのフォトスポットになっている小屋
小屋の中は釣り道具

だいぶアンティークになってきた小屋
色塗りしないとかなぁ


これからもお互いの時間を大切にして
時々ふたりの時間も過ごして
ながーいこれからの年月
過ごして行けたらいいなぁ


世の中にはいつも一緒!というご夫婦もいるわけで…尊敬でしかないです

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