仏教Q&A・・・
Q:「お布施」も支払うのに何で戒名料まで?
A:
そうですね
おっしゃる通りです。
本来ご葬儀とは「仏教徒として涅槃にお送りする式」なので戒名はワンセットにするべき
戒名とは「クリスチャンネーム」と一緒です。
お布施は「お気持ち」なので「僧侶の希望額」ではありません。
「お布施」と「戒名料」を1つにされているお寺さんもありますので、そちらを選択されては?
Q:人が亡くなったら葬儀から33年忌までの「僧侶のワンセット所得」・・・
サブスクとかないのかな?
A:
本来仏教では49日までと33年忌のみです。年忌法要は日本独自のシステムです。
3回忌までは中国の文献から。
100日法要「卒哭忌」も赤ちゃんの「100日祝」です。
ちゃんと理由はありますが。
7年忌以降は十二支より。
節目の日に故人を偲び忘れず供養しようとの流れです。
僧侶を呼ぶか呼ばないかは、ご家族・ご親族の想いの「流れのままに」
般若心経でも説かれております・・・
「色即是空 空即是色」と
人は皆違うと・・・
節目の日はご家族・ご親族一同でご仏壇の前で、御供物を並べ、お線香を立て、「般若心経」を唱えお手を合わせられては如何ですか?
故人はすでに「仏教徒」です。
皆さんも檀家に入られていれば「仏教徒」です。
一番大事なことは「ご家族が故人を大切に供養するその「お気持ち」です
Q:初七日〜49日法要・・・1日にまとめれるなら、要らないんじゃない?
なんで、色々あるの?
A:
「中陰法要の進め方」は地域によりそのしきたり、流れはあるようですね・・・
ある地方は「五七日を重要な日」としその日を別でされたり・・・
「七七日=満中陰法要はその節目の日に」とか
ある地方は「ご葬儀の数日後に併せ法要として、1日で全て済ませる」など様々です。
そんな地域でも「併せ法要はダメ🙅」とするお寺さんがいたりとホント様々です。
宗派によっても「浄土真宗」などは「南無阿弥陀仏」と唱えれば即極楽浄土のお考えなので、なぜ「中陰法要」をされているのか分かりません。
ただその宗派の「教え」もありますし、大勢の信者さんがそれに「違和感なく」信じておられるので、それを否定するものでもありません。
「色即是空 空即是色」と
人は皆違うと・・・
仏教の根本思想は「異説は排除しない」ですから・・・
それでは「初七日から七七日までの基本的意味」をお話しします。
少し深い仏教的なお話になりますが、
皆様方の馴染みのある「ご葬儀・法要のマナーの由来の話」としてお聞きください。
皆様方が
ご葬儀・法要に参列される場合、香典袋の「御霊前」「御仏前」どちらをお書きになるのか迷われる方も多いのではないかとお聞きしております。
これは
人はお亡くなりになり、この世とあの世の狭間を旅し、七日ごとの各仏様からの修行の審判を受け七七日に晴れて「次の世の生命を授かる」と説かれております。
輪廻転生ですね・・・
なので、七七日は「満中陰法要」・・・
つまり「仏様のお腹の中で育ち晴れて次の生命を授かる日」とされています。
ですから七七日までは「御霊前」七七日以降は「御仏前」となります。
仏様になられたとして・・・
よく「七七日は?」とツッコミが入りますが・・・
「お気持ちで」とお答えしております。
この「七」と言う数字は「生命の誕生に深く関わる重要な数字」として
仏教では「完全で不足のない数字」と説かれております。
例えば人は「十月十日、280日・・・7を40回」鶏は『21日・・・7を3回」と
このように様々な「生命の誕生に関わる数字」なのです。
ですから、ひとつひとつの日には「重要な意味」があり・・・
ひとつとして「欠けならぬ日」なのです。
「中陰法要の進め方」とは別にご家族は仏壇の前できちんと御供養されて
くださいませ・・・
「五七日は重要な日」は皆様のご存知の「閻魔大王=地蔵菩薩様」の審判の日です
。
街中にひっそりとある「お地蔵さん」は皆「閻魔大王様」です。
あ、ご葬儀・法要ではこのようなお話を、全てのご葬儀でお話しておりますので、
「あ🤭知ってる〜〜」なんてツッコミは無しでお願いいたします🙇
ここから先は
宗教人が語らない宗教のお話
宗教って何? 知らないからこそ「知っておくべき知識」 知らないからこそ「始まる差別・蔑視」・・・ダメだよね 知らないからこそ「違いのわかる…
ありがとうございます!あなたは「オンリーワンです」👍あなたとの出会いに感謝!