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♯8 介護 両親と話しあい2
「家族が集まる」という高いハードルを乗り越えて(この人のおかげで乗り越えらられた。詳しくはこちら)、いよいよ話し合いが始まった。
▶︎圧巻のファシリテーター
長女がわたしの両親と兄弟に向かって話し始めた。「介護について家族みんなで話しができるといいなって思ってママと話してたんだよね。
具体的に施設をどうするとか、自宅で誰がどんなふうに関わるのかを決めるというよりは、家族としてそれぞれがどんなふうに考えているのかをまずは知っておくといいかなって思ってるの。
あとは、具体的にこんなこと考えていてこんな準備してるよ、とかあれば全員が知っておくといいかなって思ってる。なんで、こうやって話をしようかと思ったかっていうと仕事でいろんな家族に関わらせてもらって、家族ひとりひとりがどんな考えでいるのかっていうコミュニケーションって本当に大切だと思ったからなんだよね。
わたしは、ママがお兄ちゃんを自宅で介護をしていたときの話しや、もう1人のおばあちゃんの介護の話をちょっとだけ聞いてる。あとは、いま実際に仕事を通して感じてるのは、自分のことでいうと介護や看護はプロに任せてお互いが幸せな環境が作れるといいなと思ってる。だから、わたしは娘としてパパとママの無理な介護は絶対しないって決めてるよ。
おじいちゃんとおばあちゃん、おじさんはどんなふうに考えてる?」と。長女のすばらしいファシリテーターぶりを目の前にして、圧巻だった。
第三者として、関わりを持つ人がいるというのは必要だなって改めて感じている。例えば、社会資源としてケアマネジャーさん。もしかしたらファイナンシャルプランナーさんかもしれない。生前整理のプロかもしれない。近所に住む、介護施設に勤めて責任者している友達だっていいと思う。
▶︎タイミングってその人の必要な時にやってくる♡
大切なのは、アンテナを立てること、そしてできれば先延ばしにしないこと。こういうことって必要なタイミングで、やってきてたわーと思う。わたしが過去に辛かった時や苦しかった時を思い出すと、ちゃーんと解決できるような「何か」が用意されていたのだ。
今回も長女が役割を担って家族介護のきっかけを作ってくれたんじゃないかなって思ってる。この記事が、誰かにとってのちょっとした一歩のタイミングになったらとってもうれしいなと思う。
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わたしのタイミングをくれた長女のハナシ。亡くした子ども(長男)を自宅で介護する中、長女が産まれた。長女は産まれた時から、家にたくさんの人が出入りし(訪問看護など)多くの人にかわいがってもらって育った。
そして長男からもらった素敵な人とのたくさんの出逢いがあり、障がいと共に生きるがんばるちっちゃな戦士たちやその親のみなさんとの交流もあった。けれど、それがもしかしたら長女へ押し付けになっていないかな、そんなことを考えた時期もあった。
でもこうして目の前で話す長女を見てあのとき、寝る時間を削って長男の育児介護と長女の育児を一生懸命にやってきて本当によかったって、自分(の育児にも)に◯を出すわたしがいた。泣けてくるほどの幸せってこういうことなんだ。そして話をしてしてくれた長女の後ろからは後光が差してる感じだった♡(親バカ)
わたしが話し合いができたこととこれまでを振り返り、うれしくて鼻水ぐだぐだになってる意味をちゃーんとわかってる長女は「また泣いてるわ〜」と呆れ顔でわたしを見守ってくれたのだった(どっちが子ども?)そして、いよいよ本題の介護について両親や兄弟の話が始まった。。。。
最後まで読んでいただきありがとうございます。次回へつづく。みなさんの家族会議のタイミング、きっかけはありましたか?
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