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♯32 心の傷の癒し方

知らずにやっていたこと

心についた傷は、誰も見えない。でも私たちの考え方やモノゴトの捉え方にとっても影響していると言われています。



例えば中学生の時に、お母さんが亡くなった4人兄弟の長女。お母さんが亡くなって自分がしっかりしなくちゃ!と、悲しみに浸って泣き明かす妹や弟を前に気丈に振る舞った彼女。


その後、お母さんを亡くしたというトラウマに苦しんだのが4人兄弟の長女でした。これは、お母さんを失った悲しさや寂しさをその時の感情を十分に感じることができなかったことが原因でした。


しかし、これは彼女が悪いわけでも母親が亡くなったことが悪いわけでもありません。私も子どもの頃を思い返すと、自分の感情にフタをして苦しかった時代がありました。


大切なこと

だからこそ、いま目の前に「ある」ものに、自分に正直になって心地よいと思うことを選ぶことが大切かなと感じます。


もし、学校や会社で「嫌だな」とか「辛いな」っていう気持ちがあるのなら、まずはその気持ちを自分で受け止めて抑え込まないこと。


ゆっくりでいい

とはいえ、長い間のクセはすぐには変えられない。習慣は私たちを作るひとつの大きな方法です。だから、初めはぎこちなくてもいいと思います。「嫌だなって思うのは良くないよね」とか、「こんなこと考える自分ってどうなの」そんな顔がもしかしたらムクムクと出てくるかもしれません。


そしたら、そんなあなたでいいと思います。だってそう感じたのはあなたなのだから。その上で、じゃあどうしたらいいかなって初めて考えたらいいのです。


あなたの感情をじっくり味わってみよう。そしたらなにかが見えてくるかも。

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山田ひろ子
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