どうして私はnoteを書いているのか?〜私のnoteの書き方
その昔、ワープロというものがこの世に普及し始めた頃のことだ。
ある小説家が直接ワープロで文章を書く、と言っていた。
「へえ、いきなりキーを叩くのか。すごいなあ」
その当時は頭の中に湧き上がった文章をそのまま機械で打つなんて信じられなかった。
が、あれから何年経っただろう。私もワープロに始まり、パソコンを使うようになり、メールを書くようになって気がついた。
私のnoteの書き方
今や私も、思いついた文章を直接キーボードで入力する方が好きだ。
スマホでの入力よりパソコンだ。このnoteもパソコンで文章を入力している。
頭の中に沸いた文章を一番楽にアウトプットできるのは、私にとってはパソコンだ。だから、LINEのようなスマホアプリを使ったショートメッセージはともかく、SNSにコメントを書き込みたい時はパソコンを立ち上げて、パソコンから書き込んでいる。
もちろん、noteの記事もパソコンで書く。
下書きなど何もない。構成も考えていない。思いつくまま書きまくっている。この方法は薦められたものではないはずだ。
脳内垂れ流し状態だ。
本当は記事の構成を考え、言いたいことを考え、タイトルを考え、見出しを考え、写真を用意して、それからnote執筆に取り組む、というのが理想的ではあると思う。
だが、私はnoteに限っては脳内垂れ流し状態だ。一応、書き上がったあとで読み返して訂正はしているが。
どうしてnoteを書いているか
思いつくままに書く文章を、世界中の日本語理解者に見せてしまってもいいのか?これは自分一人だけの日記帳にでも書き留めておけばいいだけではないのか?
そう思っていた。日記帳にせっせと文章を綴っていたこともあった。
だが、誰にも見せない日記を書いていると、どうやら私の中の「怠惰の虫」が騒ぎ立て、いい加減な文章でも「ま、いいか」文章が途中でも「ま、いいか」意味をよく理解していない単語を書いても「ま、いいか」。
私の日本語が、文章力が全く進歩しないのだ。
どうせ書くなら、少しくらいは進歩したい。これまであやふやだった諺の知識とか、どの漢字を使うのか、とか。一人でも自分以外の人の目に触れるかもしれない、と思うと、
「この単語の使い方、あっているのかな?」
と調べてから書くようになった。これは進歩だ!私は進歩している!
人生、何歳になっても進歩したい。カメの歩みでもいい。いや、私自身はウサギの歩みと言いたいが。
しかし、脳内垂れ流しで文章を書くのは面白い。
パソコンに向かっている間は世知辛いこの世のことを忘れられる。夢中になれる。おかげで一人で家に篭っていても孤独知らずだ。
わたしは別にブログも書いているのだが、ブログの方は写真を入れたりグラフを入れたり、忙しい。
思いっきり文章を書けるところはないか、と思ってたどり着いたのがnoteだった。
いや、noteさんは「少しは読者の役に立つような記事を書いてよ」とおっしゃるかもしれない。
まあ、良いではないか。それは他のnoterさんに任せよう。
こうして今日もせっせとキーボードを叩いている。この時間は世の中の嫌なことを全て忘れられる至福の時間なのだ。
読み手の皆さんにとっても至福の時間になるといいのだろうなあ。
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