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何を書きたいんだっけ?

ここ数か月、生活環境が一変したこともあり、noteを開けるのを忘れる日があるほど、上の空で過ごす日々が増えました。
(一変した理由は、追々、書いていきたいなぁと思っています 笑)

時に、心持ちが安定したりしなかったりという状況も続き、「書く楽しさ」を感じられない時があったり。
更新頻度が減っていることは気になるものの、いざnoteを開けてみると…「さて、何を書こうか…」と止まってしまうこともしばしば。

そんな私に、天豆さんのこちらの記事をきっかけに、「書きたい気持ち」がむくむくと沸き起こり、今この記事を書かせてもらっています。


noteをはじめたきっかけ

私がnoteにアカウントを作ったのは、昨年(2023年)の1月。
年始にあたって、新しいことへのチャレンジのひとつとして、始めたのがきっかけです。

もともと不特定多数の人に情報発信することは経験していて、いまから20年ほど前、ブログが流行り始めたころに、子どもの成長を記録しようと思って、子育て日記的なブログを書いていたことはありました。
けれど、子どもが大きくなるにつれ、また仕事と家庭との両立で私自身忙しくなり、ブログを書くより休息したい欲求に負け、いつしかフェイドアウトしてしまいました。

そんな私が間もなく子育ての終わりを迎えようとし、色々あった前半の人生を折り返したタイミングで、後半に向けて「自分らしくあるために新しいことにチャレンジして行きたい」と思うようになりました。

もともと、自分の考えや感じたことを文字にすることはどちらかと言えば、好きなほうだと思います。否、好きと言うより、その時自分が感じたこと、心が動いたこと、気がついたことを「忘れたくないから」というのが適切かもしれません。

そんな時、「いろんなSNSがあるけれど、noteはとても気軽に始められる。文章の良し悪しなど考えず、好きなことを好きなように書いていい場所。まずは、始めてみればいい。」と聞いたので、「よし!」と年始というタイミングの勢いだけで、まずは宣言してみることにしました。

とはいえ、この時はまだ「書きたいもの」がぼんやりしていて明確にあったわけではありませんでした。なので、その後、記事を書くことはあまりできないままでいました。

毎日投稿へ

「気軽に始めたらいい」とは聞いたものの、「書きたい」気持ちはあれど、「何を書きたいのか」のテーマがまだぼんやりしていること、20年ぶりに「誰か」を意識しながら書こうとすると、「書く」ことを気負いすぎて、なかなか投稿できないままでいました。

宣言記事をアップした後、同月なんとか2つめの記事をアップしたものの、その後はnoteの存在を気にしつつも書けない私の状況が、この投稿状況から見て取れます(笑)

そんな中、図らずも、年始に宣言した時には想像もしていなかった「大病」という出来事のおかげで、「書き残しておきたい」気持ちがむくむくと起こってくることになります。その気持ちのまま、素直に感じたことをひとつ、またひとつと記事にしていきました。

そして、今度は「書く」だけでなく「読む」というアクションでnoteと向き合う時間が少しずつ増える中、「どうしたらもっと書けるようになるのかな」と他の人の記事を読む中で、note講師しもまゆさんの記事に出会い、しもまゆさんの無料セミナーを受講することにしました。

この参加をきっかけに、「書くハードル」を下げることができた私。
今度は「毎日note投稿」を宣言し、始めてみることにしました。

続ける楽しさが・・・

その日あったことや気がついたこと、心が動いたこと…例えば「散歩していて空が綺麗だった」「映画を見て泣けた」「美味しいものをたべた」など、誰もが普通に経験するような他愛ない「私の日常」を誰が興味があるとか考えず(笑)、テキストで何百~何千文字にならなくても、また写真だけ、あるいは、つぶやきだけ、という投稿形式で気軽に、自己満足でいいと続けていると、気がつけば1ヶ月、2ヶ月と経っていました。

新しい経験は新鮮で楽しく、そして何より続けることで、ひとりまたひとりと読んでくださる方が増えていくことはnoteの醍醐味であり、続けることの原動力でした。

けれど、103日目で私の継続投稿はストップします。

その日は、仕事の疲れが溜まりに溜まって帰宅後、夕食を取った後、そのままうたたねをしてしまったんですね。気がつけば、日をまたいでいました。

自分の不甲斐なさにショックを受けましたが、気を取り直し、継続再スタートすることに。けれどその後も多忙を極め、一度切れてしまった投稿は、その後なかなか毎日継続することが難しくなっていきました。
言い訳すると、平日は仕事中心の生活で、頭の中は120%仕事が占めているような状況で常にお疲れモード。結果、日々の暮らしそのものがおざなりになっていったと思います。日々の中にある「小さな幸せ」や「些細な変化」、「気づきにつながる自然の中からのサイン」などに「気づける感性」がすこしずつ鈍ってきて、アウトプットする気力がだんだんと弱くなっていたような気がします。

そして、「書けない」日が、日に日に増えて行きました。

そうだった!

投稿した後、note社さんからくる「投稿〇週目」というポップアップのお知らせ。これが、毎日投稿が途切れてからは、せめて週1回でも投稿を続けたいというモチベーションになっていました。
さすがにどんなに疲れていても1週間何も変化がない、何も感じない、ということはなく、細々と続けていました。

けれど、冒頭でお伝えしたように、ここ数カ月は生活環境が一変したこともあり、別のことに気がとられてしまい、noteを開くこともない日を送るようになっていました。
以前、ブログをフェイドアウトしてしまったような、そんな未来を予感させる日々。

ところが。
そんな「私のnoteの未来」を見透かされたように思えて、ハッとしたのが、こちらの天豆さんの記事でした。

「いつも途中でなんとなくやめてしまう」という方は、

この「自分の心から湧き上がる書きたいこと」と

向き合っていない可能性が高い気がします。

【noteの書き方】さて、何を書こうか? を心ゆくまで楽しもう。|天豆 てんまめ

確かに…
その通りだ。

「何かを書かなきゃ」と焦らないで

自身から湧き上がる感覚・感情に耳を傾けて

その浮遊する時間も心ゆくまで楽しんでほしいです。

【noteの書き方】さて、何を書こうか? を心ゆくまで楽しもう。|天豆 てんまめ


そう、そうだった!

私の中から湧き上がる感覚・感情に耳を傾けて、それをアウトプットする時間そのものも楽しむ。

楽しくて毎日続けていた「わたし」を思い出す一方で、いつしかわたしは、「自分の声」が聴けなくなっていたのかな、とそんな風に自分を客観視し、「書きたい気持ち」をそのままに、いま文字にしています。

そして、楽しいな、と感じています。

毎日はいろいろあるけれど、noteに向き合う時間は「自分の声」と向き合う時間と意識できたことは、新たなモチベーションになりました。
とても大切なことを教わって、有難い気持ちです。

天豆さん、ありがとうございます。


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