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暑い時期のランニング

6月になると少し走るにはツラい時期になります。走る事にもまだ慣れてない状況なのに、暑さもプラスして、ランニングが楽しくなる要素が増えてしまいます。でもせっかく走り始めたランニングを止めてしまうと、ここまで作ってきた体力が元に戻ってしまいますね。頻度はできるだけ減らさないで走る事を続けていただきたいと思います。

今回は、続けるための対応方法をお伝えします。

トップアスリートでも暑熱環境下での競技に向けて身体を馴らす期間を儲けたりしています。2020年に開催されるはずだった東京五輪に向けて、高温多湿に慣れてない欧米の選手は、敢えてそういう環境を作ってトレーニングをするなど身体を馴らしています。暑さに身体を馴らす事が最大のポイントです。

梅雨前後は要注意

急に湿度が上がり、季節の変わり目で体調もイマイチ。身体が高温多湿に馴れるまで、走るスピード(ペース)を落として、時間も短めにしてください。

また、ウェア選びも大切なポイント。ヒトは暑いと汗をかきます。汗は皮膚で蒸発する事で体温を下げる役割を果たします。しかし、ウェアは蒸発を妨げてしまいます。できるだけ身体を覆う面積を小さくして、汗が蒸発しやすい状態にしてください。流れる汗や玉になってついている汗は蒸発しにくい状態です。手で拭ったりすることで蒸発しやすくなり、汗の役割を果たすための手助けになります。

もう、6月に入ったら走り始めは肌寒いと思っても半袖、短パンで良いですね。

熱によるストレスは、ランニンング後の疲労蓄積にもつながります。ランニング中のウェア選び、ペース、距離を調整してください。

水分補給は走る前と走った後も多めに!

ランニングは継続する事が大切である事をすでにお伝えしております。走っている最中の余分なストレスを減らし、次に走ろうと思った時にスムーズにスタートできるように、走った疲労をできるだけ残さないようにしましょう。

その手法の一つが水分補給。

走っている最中もこまめに水分補給をする事が大切ですが、走った後に失った水分をしっかり補給する事は、疲労回復のスピードを大きく変えます。理想は走る前と走り終わった時の体重を比較して、減った分の水を寝るまでの間に摂るようにする事。厳密にやらなくても、寝るまでに十分水分補給をするように心がけてください。

雨の日は楽に走れる

雨が降っているとお休みしてしまう方が多いのですが、実は気温も低く、雨によって体温上昇を抑えてもらえるので、晴れた日より身体への負担は減ります。

問題は、「嫌だな...」と思う気持ちですね〜

どうせ汗をかくのだから濡れることは問題ないはず。シューズの水分を取ったり、洗ったりする事が面倒なだけです。雨を前向きに捉えて雨だから敢えて走る!くらいのつもりでいてください。

雨の日は靴擦れを起こしやすいので、指の間にワセリンなどを塗ると良いでしょう。

続ける事が大切です!

暑さ対策、雨対策をして継続させてくださいね。

Today's Photo

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2019ボストンマラソンは、雨の中のレースでした。この前年は気温も低くタフなレースだったのですが、この時は、気温は例年通りでご覧のように上半身裸の人もいました。


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