アズパートナーズ(160A)銘柄分析
事業内容
シニア事業
シニア事業では介護施設の運営デイケアセンターの運営ショートステイなどのサービス提供などをしております、介護施設は都内を中心にドミナント展開をしておりドミナントと展開のやり方はチャームケアコーポレーション(6062)とほとんど同じでちなみに同株はテンバガーを達成している。
不動産事業
不動産事業の内訳はシニア住宅開発、老朽化不動産の再生、収益不動産の保有販売があります。老朽化不動産の再生と収益不動産の保有販売はほかの上場企業がやている事業と全く同じですただ不動産事業が主力ではないのでその分不動産一つ一つにえり好みすることができて利益率がとても高いです。そのためROEの観点ではまだ評価できると思いますこれもストックビジネスである介護施設運営をしているシニア事業があるからです、植村社長もおっしゃっている通りシニア事業とのシナジーで利益率も20%超えております。そしてシニア住宅開発はシニア事業でやっているアズハイムのFCをするための介護施設を開発販売しております。こちらもシニア事業より利益率はよくなっております。
新規事業
DXサポート事業
DXサポート事業では、高齢者ホームのデジタル化を全面的にサポートし、IoT/ICT機器の導入にとど まらず、効率的な人員配置やサービスの質の向上、収益の改善を行っております。 さらに、スタッフの採用や教育の方法についてもサポートしておりシニア事業や不動産事業より利益率が高くなるとみております、具体的なサービス内容としてはIoT/ICT 導入フォローアップ、データ活用、運営効率の改革、生産性向上と収益拡大などを行う予定のようです。また2024年6/21にDXサポート事業の開始を発表した資料にて既に試験的に取り組んだ事例がありとても成長性を感じます。2024/6/30時点でPBR3倍PER10倍なのでスタンダート市場と言うのもあるのでしょうがあまりにも割安だと評価しています。
配当還元
2024年度3月期の一株当たり配当額は38円(2024年6/28現在の株価は2406円なので利回りは1.5%です配当性向は20.4%)です時価総額が小さいうちに配当金を一定程度出すのはテンバガーの特徴です。
最後に
最後にアズパートナーズの全体的な印象をまとめると介護関連株でも時価総額1000億円レベルの企業でもPERが15~20が普通なので割安感があります原因といたしましてはまず時価総額が100億円未満なのでそもそも正しい評価がされていないというのと配当をそれなりに出しているので逆に成長性がないのではと評価されていることです。DX事業が発表されてからも株価が20%ほど上昇しておりますがチャームケアコーポレーション(6062)の件も考えるとチャームケアの場合ドミナント展開で成功しましたが今の時代既存の介護施設がたくさんできていてそこに割って入るのは厳しいという見方がありますが人手不足によるか介護DXの需要はまだまだあると思いますのでチャームケアとは違う成長の仕方をしていくのではと思っております。懸念点としては介護DXサポート事業の先行投資や設備投資が今後更に進んで本社費用の増大で利益が圧迫される影響ですしかし、サービス開始までにも本社費用は掛かっていてその中でのこれまでの利益率なのでそこまでの影響はないかもしれません。
社長さんの人柄も優れていると思いますし社会的意義に重きを置いている会社だと思うので頑張ってほしいですね。
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