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父のこと。戦争による複雑性PTSDと認知症の周辺症状のこと 7
私も以前とはだいぶ気持ちが変わってきた。業って何だろうと思う。
父への気持ちが変わることで他の事や人への気持ちが少しずつ変わってきて、出会う人たちも以前とは変わり始めている。
戦争に強く反対する。
10年以上前、ショッピングモールで多くの人を銃で殺して、自分も自殺すると言うニュースがアメリカで多発した。犯人はアフガンなどからの帰還兵。アメリカではようやく国が補償について動き出したらしい。
国や人種、宗教など関係なく戦争が人を壊す。こんなつらくて苦しい事は終わらせたい。こう書きながら、戦争が終わることが無いことも想像できる…歴史を見れば分かるから。人間ほど馬鹿な生き物はいない。
生き残った元兵士の証言に、
夜寝ている時に自分が殺した現地の人の悲鳴や顔が夢に出てきて飛び起きることがある
と言うものもある。けがや病気で動けなくなった仲間を置き去りにした人たちは、そのことが罪の意識となり、自責が辛すぎて忘れるために一心不乱に仕事に打ち込んだのかもしれない。ちょうど「プロジェクトX」で取り上げられた多くの人たちが、これに当てはまると思っている。自らエコノミックアニマルと言い、仕事人間だった人たち。