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自分が気づいていない得意があるかも?

今日は、仕事がとても忙しくて、久しぶりに残業をしてしまいました。いつもなら、家に着く時間にやっと職場を出ることになり、家に電話をかけて「今から帰るので、先にご飯食べていてね。」と伝えました。

こんな時、ちゃんと待たずに食べてねって念押しするくらいに言っておかないと、私を待っていたりするので、私も気が気じゃなくなっちゃうんですよね(苦笑)。

そんなわけで、仕事がかなり忙しく、しゃべり続けた一日となり、ちょっと脳が疲れていました。「あんまりしゃべるの好きじゃないから、疲れるわぁ・・・」とつぶやいたら、「そうですか?」って言われてしまいました。職場では、頑張ってしゃべっているのですよと、ちょっとした気づきでした。



話すことは得意か?

私は、プライベートでは、そんなにしゃべる方ではありません。友達といる時は、聞くが8割くらいと自分では思っています。逆に、自分がしゃべる方になると、ちょっと落ち着かなくなります。

職場の同僚で昨年入職したAさんは、すごく話が上手で、ちょっとした冗談もよく話すものだから、周りの人を笑顔にするのが得意(と私は思っています)。

今朝も、Aさんはキレイなオレンジ色のジャケットを着て出勤してきた時に、「きれいな色だね」って声をかけられると「ちょっと柿色で元気になろうと思って」って返事をしたものだから、「柿色~?」って、みんな大笑いになり、朝から元気になりました。

こんなふうに人を笑わせたり、場を明るくするような才は私にはないなぁと、ちょっとうらやましくなるくらいです。

そんなAさんですが、いざ仕事の中で患者さんの家族に説明するという場面では、大事な話をなかなかうまく話ができません。

大事な話というのは、入院するにあたって療養病院の機能の説明をしたり、医療の出来る範囲の説明をしたりすること。少し、デリケートな話になるので、相手の反応を見ながら話をすすめていく難しさはあるのです。

医療に関する話は、普段生活している中ではあまり考えないことなので、相手の理解度によって話の仕方が違ってくるのですが、その「臨機応変」が難しいところ。

私も完ぺきではないですが、相手の理解度に合わせて説明の仕方を変えたりすることは、比較的得意な方なのかもしれません。

話が得意か不得意かというのは、その言葉の通りではなく、やっぱりいかに相手に寄り添って話ができるかとか、相手の理解度に合わせて説明の仕方を変えるとか、相手の話を聞く技術とか、そういったことが複合的に評価されるものなのかもしれません。

今日の仕事の場面で

今日は、とにかく入院の対応だったり、連携している病院からの問い合わせが多かったり、突然来院された患者さんの家族への対応だったり、ハプニングも多く、一日中話をしている感じだったのです。あと、職員の1人が家庭の都合で早退したことも影響したのかもしれません。

それで、つい、「あんまりしゃべるの好きじゃないから、疲れるわ・・・」とつぶやいてしまったのでした。

仕事柄、ずっと人と関わることをしてきているので、人と話をすることは好きなのかもしれません。だから、しゃべるのことが好きじゃないというより、静かに過ごすことの方が好きなんですよね、きっと(笑)。

でも、職場の同僚は、意外そうな顔をしていたので、しゃべるのは得意じゃないって思っているのは、自分の思い込みもあるのかもしれません。

自分が思う自分と、人から見た自分は、どこか違っているのかもしれないですね。違った自分を知るきっかけになったかもしれないです。

あなたにも、自分では気づかない得意があるかもしれませんよ。

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