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「必ず」を多用する人は、信用できない
今日は、春のような暖かい、いい天気でした。週明けからまた大雪の予報なので、貴重な晴れなのかもしれません。
雪が降ると畑の大根を採ってくることが出来ないので、今日、夫の長い長靴を履いて畑に行き、雪の中の大根を採ってきました。あとは、台所の横の部屋の大きな収納スペースの整理をしようと思って、中に入っているものを一度全部出して、収納スペース内の壁や天井などをキレイに拭き掃除。そして、中にあった不用品を捨てたり、いるものを整理してから、ものをもとに戻してスッキリ。
そんな家の中でいろいろしている時は、音楽を聞いたり、voicyを聴いたりしています。今日聞いていたvoicyで、「人を見るときは、その人の言っていることじゃなく、やっていることを見ないとダメ」と言っていて。いや、ホントにそう!って思った最近の出来事を書いてみようと思います。
連絡のつかない家族
私は、病院の入退院の窓口になる部署で仕事をしています。
入院を受ける時には、入院する前に患者さんのご家族と面談をして、生活歴や病歴の確認、連絡先の確認、当院の説明などを行っています。
連絡先の確認はとても大切です。
病院から家族に連絡をする時というのは、患者さんの急変時とか、病状が悪くなった時など、急な連絡が必要な時です。でも、家族の仕事などの状況によっては、やっぱり仕事中は出られない方も多いですし、折り返しをお願いしたり、第2、第3の連絡先まで確認しています。
そうやって入院したある患者さんのご長男Aさん。
急変ではないのですが、話をしなければいけないことがあって、第1連絡先のご長男さんの携帯電話に何度もかけるのですが、出ない。そして数日待ってみても折り返しもない。
仕方がないので、第2連絡先である、ご長男さんの奥さんに連絡してみます。奥さんは電話に出てくれたのですが、「電話させるように言いますね。」というだけで、長男さんからのすぐの折り返しはなし。
そしてやっと長男さんからかかってきた時、来院日の確認をするのですが、ハッキリせず。予定を確認して、改めてかけてもらうことになったのですが、長男さん「必ず、〇日にかけます!」って言ってたんですが、結局かかってこなかったんです。
なかなか連絡のつかない患者さんの家族って、ある程度の割合でいて、困っています。
「必ず」が口癖
このAさん。面談の時から、ちょっとお調子者っぽい印象があるんです。きっと悪い人ではないんだろうけれど、もう口癖のように「必ず、連絡します。」「必ず、〇日に来ます。」って軽く「必ず」って言うんですが、守られたことがない(笑)。
なんか、学習したんですよね。「必ず」を多用する人は信用できないって。
ただ、私の方とすると、「必ず」って言ったんだからちゃんと守ってよって思っちゃうんですけどね。
そもそも、なんで約束を守れないんだろうって、そこも私としては不思議。社会人として最低限のマナーだと思うんですけどね。言ったことを守るって、そんなに難しいのだろうか。忘れちゃうんですかね。
連絡方法も時代に合わせて
最近Aさんに振り回されている感があって、Aさんを非難するように書いてしまいましたが・・・。
そもそも、今の時代、電話で連絡をとるって、どうなんでしょうか。一般的には、電話がずいぶん使われなくなってきていますが、医療業界はまだ第一線で活躍しています。
電話はお互いに時間が合わないと話が出来ないし、お互いの時間のロスになりやすい。そして記録が残らない。
今は、ビジネス用の連絡方法もいろいろ出てきていて、実際、病院間の連絡方法としてチャット機能をつかったものも出てきています。あと、施設で、家族との連絡をLINEなどを使ってしているところもあります。
電話は最低限にして、そういったメッセージ用のツールを使うような医療業界になることを祈っています。