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老後に備え、愉しみを持つことは大事かも?

3連休の中日、雪が心配でしたが、わりと天気は良さそうでしたので、夫と一緒に金沢に行き、施設で生活している母に会ってきました。

富山から金沢に車で行く時は、高速道路を通ります。県境は山になるせいか、かなり雪が降っていて、心配しましたが、なんとか無事に金沢に着きました。今月、90歳になった母。会うたび、認知症がすすんだなぁと思い寂しくなります。

母は普段は優しいのだけど、高齢になってだんだん頑固な面も増えて、生活の中の愉しみも持てなかったのも認知症の原因のひとつだったのかもしれない・・・とふと思ったりします。昨日、町内の公民館活動の発表会があり見てきたのですが、どこの発表も高齢化が進んでいることを感じました。でも、この場に出てくることに意味があるのかもって思ったんですよね(笑)。



町内の文化交流会

町内にいくつかある公民館で文化活動が行われています。低料金での活動で参加しやすいですが、平日の活動では高齢者が多くなるのだろうと思います。

私も、昨年からおわら踊りを習っていて、毎週金曜日の夜に町内の公民館に行って活動をしています。そんな関係で、公民館活動の発表会「文化交流フェスティバル」に行ってきました。

小学校のブラスバンド、小学生と高齢者の大正琴、私の習っているおわら踊り、太極拳、民謡、詩吟、ハンドベルなど、10の団体からの発表がありました。

各団体の発表の前に、こんな活動をしていますって紹介があるのですが、「高齢化がすすみ・・・」みたいなアナウンスもあって、笑っちゃったけれど、実際笑えない現実もあるかもって思ったりしたんですよ(笑)

実際の発表を見たり聞いていたりしてみると、すごく上手っていう感じではなくて(怒られちゃうなぁ・・・)、高齢のためか、歌う時に立っていられないようで椅子が必要な方とか、ハンドベルは聞いていて合いの手を打ちたくなるような感じだったりしたのですが(笑)。

それでも、毎週とか隔週とか、この発表にむけて熱心に練習していたんだろうなぁって思うと、高齢になってもそうやって一つのことに集中して頑張ることって元気の秘訣かもしれないって思ったんですよね。

やっぱり発表にむけてみんなと合わせる練習をしたり、当日は衣装、着物を着たり、やっぱり特別ですよね。すごく刺激になると思います。

毎日の愉しみや張りは大切

高齢になった時、毎日の平凡な繰り返しも大切だけれど、その中で少しの刺激も大切なんじゃないかって思うんですよね。

金沢の実母は、手芸や洋裁が得意だったので、一時期公民館の活動に参加していたこともあるのですが、いつの頃からか行かなくなり、孫も結婚して家を出て、だんだん家だけで過ごす、刺激の少ない生活になっていきました。

認知症になったのは、決して、それだけが原因ではないだろうけれど、それでも生活の中で何か愉しみが持てていたら、また少し違っていたかもしれないなぁなんて思ったりします。

別に公民館の活動じゃなくてもいいんですよね。
例えば、毎日の散歩を愉しむとか、料理を楽しむとか、ものづくりを楽しむとか、でも、そこに少し人との関わりができる時間も持てたらやっぱりいいのかもって思います。

自分の老後の備え

さて、実母が認知症になっている今。叔母も認知症でしたし、認知症の家系でもあるかも、なんて根拠のない心配をしています。

働き方は変えても、出来るだけ仕事は続けていきたいし、家時間が好きなので家の過ごし方、愉しみ方も考えていきたい。そして、この外での趣味活動ですが、昨年から始めたおわら踊りは続けていこうと考えています。

なかなか上手に踊れないのですが、昨日の発表をみて、「おわらが一番上手だったんじゃない?」って内輪褒めをしてしまう自分(笑)。でも、私も早くあんなふうに踊れるようになりたいなぁって思ったので、頑張りたいって思っています。

実は、会場で会ったママ友に和太鼓に誘われたのですが、そんなにいろいろ出来るかなって、やや不安・・・・。でも、なんだか新しいことにチャレンジするって楽しそうなので、ちょっと興味本位で夫を誘って行ってみようと思います。

こんな感じだと、なかなかに老後は愉しめそうかな?(笑)

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