【詩】ものさし
みんなが同じ物差しで計る世界
どこまでも果てしなく整っている
物差しに目盛がない世界
全部がでこぼこで果てしなく楽しい
本当は何も計ることなんて出来ない
いいも悪いも普通も大勢が思えばそれになる
いい方に入ろうと普通でいようとしがみつく
はみ出ないように
うまく乗れなかったら息を殺して
だからきれいに整ったつまらない世界
だけど本当はそれは一部で
自由で大切な生き方を持つ人たちが
でこぼこの世界で伝えようと歌ってる
手を取ってひっぱり上げてくれた
ここから見る景色は美しいと
どこまでもやれるから
力は無限にあるから
なんにでもなれるから
願ったものがもう手にある